空気は作るもの

西南学院大学硬式野球部主将、佐藤陽です。今回は最近の練習や、オープン戦を通して感じたことを書いてみたいと思います。

先日、私は、怪我をしてしまい、この1週間プレーをお休みさせてもらいました。その間にオープン戦3試合、練習が1回あったのですが、内側からは見えなかったもの、外側から客観視することで見えてきたものがありました。それは、

雰囲気、空気

と呼ばれるものです。人間関係を送る上で、この雰囲気や空気と呼ばれるものは非常に重要ですが、それは、流れのスポーツである野球にとっても重要なものです。

では、どのようにしてこの雰囲気や空気は生まれてくるのか。私は大半が自分たち自身で発生させているものだと感じました。良く、「ピンチのあとにチャンスあり」という言葉を耳にします。自分たちが、ピンチを乗り越えることが出来たという自信、勢い、盛り上がり、誰かのたった一言や、そういったプラス思考がチャンスを呼び込むのではないかと考えています。

ピンチを脱した時は勝ったかのように盛り上がり、ピンチを迎えた時はいい意味で楽観的に。そうすることで勝てる空気や雰囲気が漂ってくるのだと思います。

今回のことを踏まえ、特に練習では、この雰囲気、空気作りというものを大切にしていきたいと考えています。個人やチームでこの雰囲気や空気をコントロールすることが出来れば、どのような場面に陥っても優位に試合を運ぶことができます。厳しい空気を作る場面、楽しい雰囲気を作る場面。意図的に雰囲気や空気を作り出す。オンとオフ、メリハリが今のチームに必要なことではないかと感じています。

長くなってしまいましたが、このことにこの段階で気づくことが出来たのもある意味怪我をしたおかげです。今は怪我の功名といった空気を自分の中で作り出しています。

日々着々と勝つための準備は整っています。皆さん、是非、球場に足を運び、西南が支配する雰囲気や空気を味わってみてはいかがでしょうか。

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