言葉に表す大切さ

大学に入学して、すぐ心に決めた「部活への入部」。

絶対4年間続けてみせる!!この熱い想いを燃やし続ける!!隣で同期をチームを支える!!という思いで、必死で部活に全力を注いでました。

100人規模のチームを1つにまとめる大変さを痛感したり、意識の違いや意見のすれ違い、頑張りが結果に繋がらないもどかしい気持ちとの戦いなど…何度も諦めそうになったけれど、それでも、初心を忘れずに頑張って毎朝早朝から練習へ向かいました。

プレーヤーから貰える、

「あれ、ちょうだい!!」「ここ巻いてーー。」「さんきゅ!!」「助かった!!」「頑張ってるね!!」「大丈夫?」「さすが、〇〇!!」

という言葉が物凄く嬉しかったから。私という存在が必要って実感出来るのが、プレーヤーからの言葉だったから。

でも、ある時、先輩に言われた言葉…そして、同じ仕事をしていく同期との関係など、今まで小さいながらに溜まってきていた何かが、風船のように膨れ始め、精神的にも身体的にも限界に達し、2年生の秋に部活人生を終えてしまいました。

今まで私が「辞める」っていう言葉を発しなかった事もあって、驚きの言葉もありつつ、自分だけで決断した事によるキツい言葉も受けました。しかし、それと同時に嬉しい出来事もあったんです。

私の気持ちの変化が表情や態度に現れていたのでしょうか。私の変化に気付いてくれていた同期プレーヤーが居ました。直接話した訳ではないけれど、見ていてくれたんです。

そして、たくさんの先輩方・同期・可愛い後輩から…嬉しすぎて涙が溢れ出てくるメッセージを貰いました。

"私の存在が誰かの支えになっていた"・"私が居なくなって寂しいって思ってくれる人がいた"・"私のキャラを好きだって言っくれる人がいた"・"私の仕事量を見て、いつか壊れちゃうと思って支えてくれようとしてた人達がいた"・"尊敬する先輩として見てくれる後輩がいた"・"私の為に涙を流してくれる人がいた"・"私の事を必死でとめてくれる人がいた"

まだまだたくさんあります。本当に嬉しかった。私が頑張って過ごしてきた時間にちゃんと意味があった。私の事をこんなにも見てくれてる人が居た空間にいれた事を幸せに思います。これらを知る為には、「辞める」という勇気ある決断をしなければ分かりきれなかったはずです。あのまま部活に居ても、きっと目の前のことしか目に入らず余裕持った心を持つことは出来なかったと思います。そして、こんなにも素敵なメッセージを貰えることはなかったはず…そう思います。

この経験から、挫折したとしても、最後までやり遂げる精神=絶対乗り越えてみせる!負けない!という強さを持つ事が必要だと感じました。そして、見送る立場になってしまった時には、そう思わせてしまった原因を追求すること。辞めると決めてしまう1歩手前で引き止める事が出来るように、相手の思いに寄り添える人間でありたいと思います。


失敗から学んだこと
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