2つの挫折

よくSWITCHの某同期に「お前は挫折なんてしたことないだろ」と言われます。でも実は、僕も人生で2回ほど大きな挫折経験をしています。


高校2年の時です。

当時シンガポールの高校に通っていた僕は学校から強制的にTOEFL iBTという英語の試験を受けさせられました。その試験の結果は海外の大学に進学する際に英語力を証明するものとして使われます。要するに、海外大に進学したいならこれでいい点を取る必要があるということです。

お恥ずかしいことながら、僕はこの頃くらいまでは試験とかテストとかに関して、そこまで大きな失敗をしたことがなく謎の自信がありました。過去問を1回だけ解いてみて、「あーこれくらいなら余裕だろ」という気持ちで試験に臨みました。


結果はボロボロ。


同級生で仲の良かった人達が自分より高得点を取って喜んでいるのを見て、表面上は強がっていましたが内心は崩壊してました。


そこからは勉強に対する姿勢が変わりました。

海外大の進学は上のテストに失敗したとはいえ、まだまだ挽回は可能でした。しかし日本で最終的には就職したいと考えたため、日本の大学へ行くことを決めました。

「やることリスト」というのを受験期は毎日作成し、その日にやる事柄を優先順位をつけて決めるなどし色々工夫していました。

一つ言えるのは、高2の時のこの失敗がなければおそらく僕は現役でどの大学からも合格がもらえなかったと思うのでこの経験は良い糧となっています。



次に大学1年です。

晴れて大学へ進学できた僕は、某体育会運動部の雰囲気と彼らが掲げてる日本一という目標に惹かれて入部を決意しました。しかし、そこでの人間関係の構築に苦労しました。

おそらく僕はどこの団体に入っても、特大の人見知りを発揮するため、すぐには馴染めません。

部活の元同期たちとは、僕が入部早々に疲労骨折をしてしまい試合などで結果を出せていないということもあったのか、全く打ち解けることができませんでした。

少し経ってから3、4人とはかなり仲良くなれたのですが、それ以外の人たちとは一緒にいても全く面白くなく、むしろしんどいという日々でした。

小中高と時間はかかりましたが、基本的には外人とも日本人とも仲良くなれていたので、想像以上にこのことはショックでしたし若干病みもしました。


この経験は少なくとも自分の人格形成に影響を及ぼしたとは思います。でもできれば1年生とか新しく入ってきた人たちには僕と同じような経験をして欲しくないなとも思っています。なので人見知りですが出来る限り彼らが困っていたら話しかけていきたいな、と無謀かもしれませんが思ってます笑

失敗から学んだこと
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