こんにちは!
学生団体SWITCH11期渉外部の上村珠貴です!
今回はいつもと違い過去の経験を話したいと思います。
実は私は高校1年生の夏から毎年、宮城県石巻市に傾聴ボランティアをしに訪れています。
きっかけは仲のいい先輩が多くボランティアに行っていたので興味があったことと、東日本大地震で被災された方に何か自分もできることがないのか、という思いがあり、ボランティア活動を一緒にしていた友人と訪問するようになりました。
初めて行った時は震災から4年。当時私は16歳。現地は復興と言える状態ではありませんでした。
被災者の方々が色んな震災の話をして下さり、あまりにリアルで言葉が出ませんでした。
でも色んな方に「来てくれてありがとう。この話を東京に帰って周りの人に話してね。」と声をかけてもらいました。
その時はなぜそんなに東京から来た訳も分からない若い子を受け入れて話してくれるのか、さっぱりわかっていませんでしたが、全ては“風化”をさせないためだと気付かされました。
それと同時にまた来年、ここに来て私自身も風化させないようにしよう、と心に決め、それから毎年行くようになりました。
ひたすらに相手に寄り添い、話を聞くボランティアなので決して楽しいことだけではありませんが、石巻の方の暖かさや人柄が本当にだいすきで今では私にとっての第2の故郷になっています。
しかし震災から8年経った今も復興とは言い難いのが現状です。
これからも震災を風化させないため、同じ過ちを繰り返さないため、被災者の方に寄り添える人間でありたいと思います。
長くなってしまいましたが、私の行動や言動で東日本大地震を思い出したり、忘れてはいけないと気付いてもらえたら嬉しいです。
まだまだ石巻での思い出はたくさんありますがそれはまたいつかの時に、、✨