SNSがある時代に生まれた

僕は昔からずっと考えていることがある


もしSNSがない環境に自分生まれていたらどんな人生を過ごしていただろう


今いる周りの人達と出会えていたのだろうか

今ある環境、地位はあったのだろうか


今や、ネットで繋がる環境があることが当たり前の時代、人はいつでもどこでも誰かと繋がることができる


世界で今何が起きてるのか、友達が今何をしているのか、遠く離れた人の声や顔が、スマホの画面上で見れる、そんな便利な時代が来ることを誰が予測できただろう


SNS、インターネットが今を生きる人に沢山の良い影響を及ぼしているのは事実だろう


ただその反面やはり失われたものも多いと思う


誰とでもすぐに繋がることができる


この事が1番便利で

1番影響を与えているものだと思う


例えば、小学生の時を思い出してもらいたい、学校に行って友達と会って昨日のドラマの話をしたり、夏休みが明けて久しぶりに友達と会ってどこに行ったとか、何をしてたとか思い出話をしたり


自分が何か楽しかったことを誰かに話したいなとか、今度あの子に話すの楽しみだなとか、そんな「誰かを思う時間」こそに本当の幸せがあるのだと思う


しかし、今の時代そんな「誰かを思う時間」がSNSがある環境により失われつつある


もちろんそれが悪いというわけじゃなくて、

ただそんな幸せな時間が減ってるんじゃないのかそう感じる



承認欲求


これもSNSを使う上で大きなキーワードだと思っている、承認欲求なんてものは人間誰しも持っているものでそれは昔の人も同じだと思う


ただ昔はそれを満たす対象が身近な人だけで良かったのが、SNSの普及により多くの人と繋がれる様になったことにより


もっと多くの人に認めてられたい、もっと褒められたい、そんな考えに陥る人は多くなってきていると感じる

無論、自分もそう感じる節がある


反応がないことに不安を感じたり、一つのコメントに一喜一憂したり、そんな他人を気にする環境だと、自分の人生なんて生きれないと思う 


僕は人の目を気にしないで

自分自身の人生を楽しく生きたい


SNSを使うのが当たり前の時代にそんな理想は叶うわけもないのは分かっている、無意識に誰かと比べ誰かの評価を気にして生きていくのだろう


ただその中でも


指一つで伝える「いいね」よりも、

自分の体から出る言葉で伝える「いいね」を増やしていきたい


スマホでとった写真の「アルバム」よりも、

自分の目で見た心に焼きついた「アルバム」を増やしていきたい


機械越しに見える君の顔の表情、声よりも、

実際に会って見る君の顔の表情、声が聞きたい


もし明日スマホがなくなっても

今となんら変わらない幸せを感じられる人生を

歩んでいきたい


もうSNSがなくならない時代なんてこないから

他人の目を気にしないで生きる時代なんてこないだろうから


僕は僕なりに

SNSとうまく付き合っていこうそう決めた


















野邊 秀紀
2021.02.12

便利な世の中。
ついていくのが大変です。

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