私の人生を変えたカンボジアの話

みんなも人生のターニングポイントっていくつかあると思う

その中でもいちばん私にとって大きかったカンボジアについてのお話


今からちょうど2年前くらい

私は大学生活いちばんの目標であるイギリス留学が決まって、少し余裕が出た頃。

留学開始までの半年くらい、どうして過ごそうかなと思って、カンボジアにインターンに行くことにした


この時までの私は、サークル、バイト、授業と、特に語ることのない生活をしていて、海外経験もグアム、香港、ベトナムの近場3カ国のみ。しかもグアムは修学旅行


そんな私が初めて、1人で飛行機に乗って、カンボジアというよく知らない国に行った


参加したインターンは、初めて会う同世代の人たちと、言語も物価も価値観もわからない場所で、3日間で新規事業立案から実際に営業までするというプログラム

出た利益は全てものに変えてカンボジアの小学校に寄付する

いろいろ伝えたいことはあるんだけど、ここでは現地の人との話だけ。


この経験を通じて、人との助け合いが普通になった

だって


営業する時、やっぱり場所権利の問題が出てきたの

でもその時の管理者みたいな人は英語が話せなかった

そんなとき、近くにいた英語もカンボジアの言葉も話せる人がサッと通訳として入ってくれて、代わりに交渉してくれて、助けてくれた


営業してたら、何してるの?って話しかけられた

私が拙い英語で一生懸命していることと想いを伝えると、

とても素敵だね。少しでも力になりたいから私のお店に来て

とその人のお店に行き、たくさんのカバンをくれた

売れたらその利益で子どもたちにプレゼントしてくれ。売れなかった分はそのまま子どもたちにあげてくれ。頑張ってね

って


他にも、

営業日に私たちにつきっきりで買い足しを手伝ってくれたり声かけをしてくれたトゥクトゥクのドライバー

私たちの話をしっかり聞いてくれて寄付してくれた人たち

一緒に盛り上げてくれた人たち、応援してくれた人たち


たくさんの人に支えられた


そして営業は大成功に終わり、子どもたちにたくさんのプレゼントを買うことができた


そして小学校へ。

見ず知らずの外国人である私たちに突撃してくる子どもたち笑

飲水を配っているところに行ってと言われたのでおんぶして連れて行ってお水を渡す

するとペットボトルの蓋をあけて私に渡してくれる女の子。

私のためやったのか!!!

暑い国だから私のことを心配してくれたのかな

そんなことを考えて幸せな気持ちでお水を飲んでいると、「どお?」と首を傾げて見てくる

可愛すぎんか…


夜は花火大会

最近まで内戦が起きていて、どうしても火薬に怖いイメージがあるカンボジアで火薬のイメージを変えようという取り組み


メインの画像を見てください

口を開けてぼーっと空を見上げる子どもたち。

花火一発一発にわーっと歓声が上がる

花火に向かって手を伸ばす子

思わず立ち上がって空を見上げて駆け出す子


花火大会のはじめには花火に合わせて子どもたちが夢を叫ぶ

先生になりたい

医者になりたい

警察になりたい

水道も電気も通ってない村で、いろんな学年の子どもたちが一緒に学んでいるなか、

勉強教えて!!!と目をキラキラさせて聞いてくる

あー自分何してるんだろって思ってしまった

でも全然ネガティブな気持ちではなく、

むしろ子どもたちから元気をもらって、よし!やるぞ!って。

ボランティアのつもりで行ったカンボジアで元気をもらったのはむしろ私だった


たくさん書き過ぎてしまったけど、

これは私のターニングポイントの話。


カンボジアに行って、

人を助けるのに理由なんていらなくなった

キラキラした目で夢を叫びたいと思うようになった

もっと自分に正直に、素直にわくわくできるようになった


これから私はもっと知らない世界を自分の目で見て感じたいと思って、カンボジアからの1年間で20カ国以上を旅した

たくさん助けられながら、知らなかった世界を見て、感じて考えて

たまには人を助けられるようにもなってきた


やっぱり旅はもっと世界を素敵にすると思う

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