青春被害者の会

同専攻の先輩2人と後輩、私の4人で、『青春被害者の会』という題名で一冊の本を制作しました。この作品は学校が企画したものではなく、個人的に企画して行ったものになります。

青春に囚われ、逃れられなくなった私達4人の作者が、今作のテーマである「加害者」を軸にそれぞれに思う青春を小説として書き記しています。

この本はBOOTHというアプリ内で販売しており、実際に購入することが出来ます。「一冊の本として購入できる紙版」と「データとして購入出来るPDF版」があり、以下の2つが購入ページになります。(クリックすると別ページに飛びます)







購入ページに掲載されている目次を拝借しますが、この作品は全部で6作品が収録されています。

説明欄にもある通り、独立した一遍である無印良品氏の『イノセントリリー』、舞茸氏の『八月三十二日の話』の他に、結城心湊氏の『春の風に誘われて』と無印良品氏の『その傷に、あえて名前をつけるなら』、遊桜氏の『瞳の先の貴方へ』と舞茸氏の『愛と名付けるには罪深い』がそれぞれ二つで一つの作品となっています。

私は『春の風に誘われて』を執筆させてもらいました。(私の結城心湊というものも含めて、遊桜氏、舞茸氏、無印良品氏の3人の名前もペンネームになっています)

販売している為、あらすじを書くと楽しみが半減するという意味で今回は控えさせて頂きますが、代わりに表紙の話を書こうと思います。

表紙になっている海は私が実際に足を運び、スマホで撮影したものになります。場所は福岡県福津市にある福間海岸、通称かがみの海と呼ばれています。干潮時、浜辺に空が反射することからインスタ映えする有名な場所でもあります。


この写真が実際に表紙になったものです。

この写真ももちろん候補に挙げた中の1枚でしたが、個人的にパッと目に引くものがないので表紙には相応しくないだろうと思っていました。でも実際にこの写真が選ばれ、少し不安に思っていたのですが、購入していただいた読者さん方に「綺麗な写真ですね!」と仰って頂いたので、相応しい写真が撮影できたんだなと安堵しました。

せっかくなので、候補に挙げていた写真の中で、表紙にはならなかったものの個人的に気に入っているものを何枚か載せておきます。












写真は全くの初心者ですが、スマホ(iPhone)で撮影する際のコツとして、オリジナルではなくビビットに設定すると、通常より明度を上がり鮮やかに映すことができます。また、スマホを逆さにして写真を撮ると、逆さにせずに撮った時より空や建物をより写真に収めることができます。

この作品を制作するにあたって、「被害者」と「加害者」の区別が自分の中で理解出来ていなかったように思います。携わって頂いた3人の作品を読んで、初めて自分の作品の登場人物は「加害者」ではなく「被害者」に振り分けられる立場にあることに気が付きました。

それを抜きにしても、自分的には『春の風に誘われて』はあまり作品として満足しておらず、もっと頑張ればいい作品になったのではないかと思っています。なのでもし、来年度も今回のような作品を制作する機会があるのなら、リベンジの意味も込めて自分が描きたいものとプラスして軸になる部分も意識して書いていきたいと思います。

最後に、これは完全に宣伝になり、書いた本人でもないので書いていいか分からないですが、今作は「第二回」とあり『青春被害者の会』と題した冊子は2冊目になります。第一回は私と遊桜氏を抜きにした、「被害者」をテーマに書かれた舞茸氏と無印良品氏のお二人が執筆した全6作品が収録されています。もしご興味がある方はそちらもチェックしてみてください。



みやい
2023.01.23

記事拝見させていただきました!
すごく素敵な写真やライティングでスイスイ読ませていただきました^^

これからも楽しみにしてます!

小金丸 愛友
2023.01.24

ご覧いただきありがとうございます!
思い入れのある作品なので、ご覧になって「よかったな」と少しでも感じて頂けたなら嬉しいです!(*^^*)
またお時間がある時にご覧いただければと思います!