学生番号
22060020学科
ホワイトハッカー専攻学年
1年メッセージ
今回は、ロジカルシンキングという授業で『保育園、幼稚園、学童保育に通う子供に親が安心して持たせられる携帯デバイス』というテーマに沿って、プロトタイプを作成しました。
初めに班でPOV(一人称視点)からHMW(問題定義)を考え、書き出す作業を行い、次にその意見を具体的に表し、どのニーズを対象にするかを考えました。
その結果、
簡易的な操作性
無くしにくさ
保護者が手を出しやすい価格設定
この3つを重点的に話を進めることにしました。
その結果、アイコンを押すだけで操作でき、腕に常時つけることで簡単には無くさない、そしてネットの販売価格平均が安いという条件が集結した、スマートウォッチでプロトタイプを作ることにしました。
話はそこから進み、次は自分たちはスマートウォッチにどのような機能を搭載するかという話になり、
このスマートウォッチには
・ 電話
・ メール
・ 音楽
・ 緊急通報用 SOS
の4つの機能をつけました。
その他に価格設定、ロゴも考えました。
その後、先生を体験者として指でボタンを押すたびに画面を切り替えたように思わせられるたくさんの画面を描いた紙を作成し、『このような操作になります』と、説明した後に、先生からの感想を頂きました。
その中で、特に参考になったのは、
スマートウォッチは文字が小さい、保護者たちは子供たちの視力低下を危惧している。
まだ判断力の備わっていない幼い子にはスマートウォッチの操作は出来ない。
スマホを持たない保護者や、苦手な保護者もいるために、設定が難しいのでは。
というものでした。
私たちには足りなかった保護者視点からの意見であり、とても参考になるものでした。
そして、子供側は付けているだけで良く、転倒した時や位置情報を検知して保護者側に定期的に連絡が行く機能があった方が良いとの改善点まで伝授して頂き、子供に操作を求めないその考えは、盲点だったと気付かされました。
この授業で、考えをまとめ、それを具現化することの難しさだけでなく、一人一人の意見に合致するものはない、そしてどの意見にも改善点はあるということを知りました。