青いギフトに流れ星

​​こんばんは
4年間1度もホームシックにならない代わり、正月明けに仲間と会うと毎年興奮して泣きそうになる背番号16番、日高小春です☂️(家族が嫌いな訳じゃないよ)
​卒部を迎え、この振り返りも集大成。
​​いざ、​16年のサッカー人生で1番でこぼこな4年間の振り返り🌦
人生の袋小路にいた4年前
​自分は大学でサッカー人生と決別するつもりでこのチームにやって来た。
​ずっと昔にサッカーの楽しさを半分見失って、
高校で選手としての限界もチラついて、
もう夢も目標もいらないし、​​最後にしがらみ無く楽しいサッカーが出来れば心残りは晴れるはず、
それ以上は絶対求めまいと思っていた。
​でも、自分にとってどんなサッカーが「楽しいサッカー」だったのか、その時は全く分からなかった。
そんな当時の思いとは裏腹に、ここでのサッカーは自分の人生きっての、波乱の幕開け🙄
選手としての3年間
​選手としての3年間は、予想外のアクシデント連続。
1年目に手術で楽しいどころかプレーすらままならず...
2年目に復帰したと思いきや今度はパニック発作でリハビリに逆戻り...
​3年目に精神的な不調の根っこに生まれつきの発達特性が絡んでいると分かり、残りの1年で復帰できるのか(そもそも治せるものやら)は不透明に...
もはや天井を見あげて苦しみとうないとか言ってたスタンスも忘れ、全力でサッカーがしたいと足掻く日々。

なかなかプレーできない焦燥に駆られて、ピッチ内でも外でも暴走していた3年間、たくさんみんなに迷惑をかけて傷つけて、情けない姿を見せてしまった。
過呼吸で倒れるまで止まらんわ、夜中に寮脱走するわ、泣くわ、寝るわと…
​もう嫌われた、見限られただろうなって思いながら怖々グラウンドに向かった日、何も変わらず声をかけて笑ってくれて、パスして自然に輪の中に入れてくれて、求める資格すらないと思った助け船を何度も何度でも出してくれた仲間たち。
大袈裟に聞こえるかもしれんけど、自分はこのチームに救われて今を生きられています。本当にありがとう。

​プレー出来なくてもチームの勝利に貢献して、胸を張れる仲間でいたい。そこに少しでも自分の得意なことを活かす方法があるなら知りたい。
そうして分析スタッフとして臨んだ最後の1年間は、
やっぱり波乱万丈🌊🫨🌊
最後で最初の1年
​大学以降もサッカーに関わって生きる力が欲しいと選手からスタッフに立場を変えた1年間。今まで以上に見えなかったものを見て考える必要があって、とにかく刺激的な時間だった。

​本当に自分に出来るのかいつも不安だったし、散々失敗もして、続けていく自信を無くしかけたことも山ほどあった。得意な方法で貢献をと選んだはずが振り返ると、それ以上にまだ出来ないこと、苦手なこと、それでもやり遂げたいことで右往左往。
自分自身の不甲斐なさに打ちのめされて泣いた回数は、結局4年間で1番多いかもしれない🤣

どうすべきか分かっているのに遂行出来なくて、後悔して自分を責めた日は数え切れない。
​​
選手からは見えないのが当然で、だからこそ自分が伝えるべき意見でも、視点のズレが、すれ違いがすごく堪える日もあった。

前に立つたび、どの口が、自分も選手の時出来なかったくせに、って頭の中で自分を嘲る声が浮かんで、勝手にみんなの目を見るのが怖くなった。

三輪さんといっしーさんに心労かけまくって、スタッフとして力になれてるのか、余計な仕事増やしてばかりじゃないかって落ち込んで、夜更けにふうさんに電話しようとしたこともある。(1番迷惑なやつ...)

この1年、​本当に終盤まで要領悪くて、覚悟の足りない泣き虫だった自分の可能性を信じ続け、たくさんのチャレンジの機会をくれた三輪さんといっしーさん
​話を聞いて、プレーで応えようとしてくれた選手や、相談に来てくれた選手
​一緒にチームを支えたリハビリ組や引退組
たくさんの人に応援され支えられながらだけど、やっと自分が続けてきたことの意味を信じられる、何回迷って落ちても戻って来られる道標ができた。


見果てぬ夢の贈り物
​4年間総じて思い通りにいかないことだらけだったけど、
​幸運なことはそれ以上にあった。

​大分負い目もあったけど、本来サッカー推薦貰える立場じゃなかった自分が大学でサッカーを続けられた。
​分析始めたきっかけは、リハビリ中に何か復帰後役立つ能力が欲しかったことけれど、今はそれが生きがいになった。
平穏とは程遠い、波のような激情に揺さぶられるのは辛いけど、そんなサッカーへの渇望を自覚して、それを正直にぶつけられて、新しい夢を模索していたらたくさんの仲間が助けてくれた。
何より大事な、自分にとってのサッカーの楽しさを
再発見できた4年間。
夢から目を逸らさずに、先の道を選ぼうと
覚悟を決めた4年間。

​​もう叶わなくても目指さなくても心の中の1番は
自由が故に変えられない⚽️🌸

​​これからも届かないものに憧れて、力不足を嘆いて、未熟な己に怒って、それが他人に迷惑まではかけないようにたくさん努力しないといけないけど、まずやってみたいなりたい姿へ進歩を望む、自分のまにまに生きてみよう。

自分を見つけて下さった登先生
指導して下さった三輪さん、いっしーさん、ふうさん、上さん夏さん、松葉さん
治療して下さった竹本先生に関西医療の皆さん
たくさん自分の良いところを教えてくれた後輩たち
何より4年間一緒にサッカーして気持ちぶつけて、自分みたいなのを受け入れてくれた、不器用だけど本当に温かい一期生のみんな
本当に本当にありがとうございました!!



4年間を振り返って
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