富山大学体育会合気道部では、毎週土曜日に先生が稽古の指導をされます。
その際、技術以外にも先生が考えている生き方やものの見方についても話され、自分自身なるほどと納得することが非常に多いです。今回は、それらの中から2つ紹介したいと思います。
1. 「できる」と「できない」の境界線について
・多くの人たちは日常生活の中で、「たまたまできた」や「まぐれ」といった言葉を使いがちです。しかし先生は、「100回の挑戦の中で1回でもできれば、それは『できる』ことを意味する。できる回数を増やすため、稽古を積んでいく必要がある。」と仰っていました。無意識のうちに持つ「たまたま」という概念を捨てること、また「1回でもできた」という事実に自信を持っていいと私は思うようになりました。
2. 「努力」の本当の目的について
・皆さんは「どうせいつかは死ぬのに、なぜ様々なことに対して努力しなければならないのだろうか」と考えたことはありませんか? 先生も老いや死で「できたことができなくなる」ことを認識しつつ、「しかし、大事なのは結果ではなく過程、すなわち何かができるようになるために考え、実行することにある」と仰いました。社会に出れば結果が何よりも重視されますが、私はこの考え方を学生の間に育むことで、多角的な人の見方を可能にできると思いました。加えて、「努力が報われない」ことを嘆く必要がないことも知り、自分にとっては新しいものの見方でした。
富山大学体育会合気道部は合気道に関する技術以外にも、このような新たな知見を見つけることができます。まさに「武道を通じた人間教育」を体現しているといえ、改めて合気道部に入部したことを良かったと思いました。
まさに先生がおっしゃられた事を私自身感じております。
自分が定めた夢や目標に向かって頑張り続けることが何よりの財産となると思います。
これから部活や勉強、就活等でたくさんの壁にぶつかるかもしれませんが、夢や目標を明確にし頑張って行ってください!
応援しています!