わたしが大船渡ボランティアに初めて参加したのは、大学一年生の夏でした。東日本大震災についてはテレビの情報しか知りませんでした。ですが実際に現地の人に会って、現地の状況を見て、時間は経ってはいるものの復興は進んでいるとはいえない状況でした。そんな状況で活動をさせていただいて、自分がお荷物になっているのではないかと不安になることもありました。しかし、現地の方々とお話しすると、毎回「君たちが来てくれるだけでいいんだよ」と言ってくれるのです。この言葉に安心したし、お世話になっているので、これからも大船渡に行って恩返しをするんだと心に決めました。そして、自分の経験をたくさんの方にお話ししていきたいと思います。