コンセプト
◯ 〜EN〜 はキーワードである「縁」を象徴しています。
UN:LIMITEDが紡いできた東北との縁を大切にし、それをイベントに参加してくださった方々に、そしてその方の大切な人に繋いでいくことで、次の世代へに活きる防災意識や東北の生まれ変わりを後押しでき、ENをきっかけに繋がり東北への想いが強く暖かくなること考えて企画されました。
目的
・FEEL MY TOHOKUで生まれた女川町をはじめとする東北との縁を次につなぐこと
・若い世代や訪日外国人の方に防災意識の確認・再認識をイベントを通して行うこと
・イベントを通して東北や女川町に興味を持っていただくこと
イベント内容
団体メンバーの紹介により、イベント会場のplanetyzeのロビーを提供していただき、7つのブースを作って参加者に楽しんでいただきました。
・Feel My Tohokuブース
チャット形式で、3.11の話から女川の今の様子を実際に私たちで撮った写真などを見せながら紹介
・女川お試し移住プログラム紹介ブース
女川町で行なっているこのプログラムを実際に参加したメンバーより案内する。
・防災や避難アドバイスブース
被災時に役立つ料理の仕方や備え(ローリングストック)について、実演を交えながら紹介する。ローリングストック料理に関するレシピをまとめて、QRコードで参加者に配れるようにする。また、東京で被災したらどう避難するのか、基本となるものをおさらい・または学習する。
・リース作成ブース
参加者一人一人にプリザードフラワーを、円型のリース台にデコレーションしてもらい、一つの大きなリースをイベント内で作り上げる。
・フォトブース
記念撮影ブースを、バルーンを使って作成しました。
・お酒でドネーションテイスティングブース
宮城の地酒、一の蔵・すずの音を取り寄せ、一杯200円の募金をいただけた人に提供する。
すずの音は、スパークリングの酒で、海外からの旅行者で日本酒に慣れていない人にも口当たり優しい味わいを楽しんでもらいました。
・バルーンリリース
近くの公園で東北への想いの可視化を、環境に配慮したバルーンを使って行いました。
前回の記事にあるfeel my tohokuをただのスタディーツアーで終わらせないようにメンバーからの提案で企画されました。FEEL MY TOHOKUで得た経験だったり、その場に行ったからこそ感じられた震災への想い・防災への意識やそこで再認識した知ることの大切さを自分の大切な人に、また震災のことを知らない海外の方にも伝えることのできるイベントでした!震災から8年の時が経ち、東北の人への想いを知ることや当時の記憶が薄れているからこそこのイベントの意義があったのだと思います。私はFEEL MY TOHOKUのスタディツアーを通して女川町の復興のスピードに驚いたことから興味をもち、友人と一緒に女川町で行われている女川お試し移住プログラムに参加しました!5日間の滞在だったのですが、女川町の持続的なまちづくりを学ぶことができました。人口減少が著しい日本という国の中で新たに人口を増やすことは難しい、その中での持続可能な街づくりをしていくのはどうすればいいのか。これは将来日本のあらゆる地域で考えていく必要がある課題です。その解決に向けてコンパクトなまちづくりを目指して動き出している女川町に滞在して「復興」という言葉では表せない「まちづくり」の姿勢を見ることができました。そして人の暖かさに触れ、美味しいご飯を頂き、この町、東北に自分と同じようにもっと目を向ける機会があってほしいと考えました。その想いを形にできたのがこのEN だったと思います。当日、ホテルに宿泊していた外国の方にも、地震・防災の大切さ、東京で地震が起きたらどこに逃げればいいのかなどを伝え、東北に興味を持っていただけたことが印象に残っています。「伝える」ことの大切さを感じることができたイベントでした。
ATSUKO