こんにちは!
私も新学期がはじまり、記事書かなきゃ!と思いながら
早くも2週間経ってしまいました…やはり新学期はばたばたしますね。
新入生らしき人達を見かけると初々しくて
自分が着実に年を取っていることを感じさせれます(笑)😹
ボルチモア州留学体験記
これから2~3回に分けて、このBlue Wingsを作るきっかけになった留学の体験記を(やっと)書きます。写真をたくさん載せるので、興味がありましたら
読んで頂けたら嬉しいです!
去年(2018年)の4月頃に麻布大学にこの留学の案内が来ました。
メリーランド州神奈川姉妹州委員会福祉コミッティーによる
メリーランド州ボルチモアにおけるアニマルレスキューの派遣プログラム
でした。
もともとアメリカ(州によって違いがありますが)のアニマルウェルフェアに対する関心が日本よりも高いと本やテレビなどから感じていたので、実際に行って見てみたい✨と思い一瞬で応募を決めました。
本来は1週間のプログラムを2週間に伸ばして頂き
シェルター3か所(日本でいう保健所)、救急病院、アニマルレスキュー団体による
チャリティイベントのボランティア、移動式の動物病院車など
たくさんの場所に連れて行って頂きました!
MDSPCA(メリーランドSPCA)
見学させて頂いた3つのシェルターのうち、一番印象に残ったMDSPCAについて
レポートします。
MDSPCAは私営のアニマルシェルターです。
施設費・運営費共にすべてが寄付金で賄われています(さすが寄付の国)。
日本にある保健所は全て国のお金で運営されています。
ここにいらっしゃるスタッフの方は、ほとんどがボランティアの方でした。
スタッフになられた方は、仕事がお休みの日に来る方や仕事を引退された方など
様々でした。
ここで新しい家族を待つ犬や猫たちはスタッフの方にご飯をもらったり、お散歩に連れて行ってもらったり、健康状態や行動(噛む・飛びつくなどの問題行動)に応じて
必要なケアを受けていました。
スタッフの方は、空いた時間は犬が人に慣れるように同じ空間で過ごすそうです。
ブランケットやベット、おもちゃは各犬のスペースにありました。
この子は人が見えると興奮してしまうので、扉の下には板が貼ってあります。
皆に必要な対応をとっているのがよく分かりました。
これはなんでしょう、知っていますか?🐕
日本にもあります!
これはKONGという犬のゴム製のおもちゃで、中におやつを入れられるようになっています。投げれば予測不能なところに飛んでいきます!
犬がなるべく退屈な時間を過ごさないようにと使っていました。
中におやつをいれて、ピーナッツバターを付けています(さすがアメリカ!)🇺🇸🥜
使ったKONGは一つずつ洗っています。
ボランティアのスタッフが十分にいることや
多くの犬や猫たちへの取り組みの充実さに
ただすごい✨と感心してしまいました。
狭いところも、高低差があるところも必要な猫のためのケージになっています。
いつも一緒にいる仲良し猫ちゃんの部屋には
2匹同時に家族に出来る人を募集するカードが貼られていました。
こちらが仲良しでいつも一緒にいる猫ちゃん2匹
アメリカでは魔女の猫のイメージが強く、引き取り手が少ない黒猫ちゃん。
黒いわんちゃんも人気が低いそうです。日本でもそのような傾向があるのかな?
初めて聞いたので、アメリカならではのことではないかと思っている私です。
アニマルシェルターの周知率の高さと取り組み
他にもリラックスできる音楽やラベンダーのアロマを付けている
シェルターもありました。
家族に迎い入れる子を探すために訪れる人も、ペットは飼えないけど見に来てるだけの人もいてシェルターの存在が多くの人に知られていることを実感しました。
シェルターではさまざまなイベントも開催していました。
中でもいつか私もやりたいと思っているイベントの一つに
こども達がシェルターにいる犬・猫たちに本を朗読する、というものがあります。
これは人前で本を朗読することが苦手な子供たちが動物たちを対象にすることで練習の場になるだけでなく、シェルターの存在を知る機会にもなります。
また動物たちは人と落ち着いた時間を過ごすことを学ぶ機会にもなるそうです。
https://bigtreeforanimals.org/blog-news/reading-buddy-program/
リンクを貼ったので興味がある方はぜひ読んでみて下さい。
印象に残ったことをピックアップして書いてみました!次回以降はアニマルレスキュー団体によるチャリティーイベントと犬や猫を店頭販売しないペットショップに行った時のことを書きます✨😌
最後まで読んで頂きありがとうございました!