ゴール

サポートのゴールって何だろう

こんにちは。みなさんは何かをはじめるとき、必ず何かしらの目標目的を持って取り組むのではないでしょうか。 そしてその目標や目的を達成にすることがゴールになるのではないでしょうか。

今回、ここで私が考えたいのは、長期的な目で見たときの、カンボジアの子どもたちに対する「サポートの終結」です。私たち個人ががWFTを通して直接的に支援できるのは長くても4年です。私に至っては今年入団したので長くても2年。とても短いように感じましたが、実はこれを短いと感じることは間違いなのではないかと考えるようになりました。

それは5月に、カンボジアでガイドをされている方と対談する企画に参加してからです。その方は「(カンボジアは)戦争が終わってからも国民の生活は決して豊かになったとは言えない。日本の人にはもっとこのことを知ってほしい。」とおっしゃっていました。

サポートをしている限り、なんだか良いことをしているような気持ちになれます。一方で、相手側の自主性を尊重し、与えるだけでなく自立を促すようなことができてはじめて「サポート」になるのではないでしょうか。つまり、いつまでも支援している側にいるようでは、相手のためにはなっていないということなのです。

いつかカンボジアの子どもたちが成長して、私たちと同じ年になった頃に他国に支援しようと考え、行動できるような交流をしていきたいです。そしてその交流を通し、相手から学ぶという、与えるだけではない関係を構築していければと考えています。