~0-10Studioメンバー紹介~(3人目)


100万分の1の人材へ/立石治

「例えば、100人に1人しかしていないことを3つやっていれば……単純計算で100万分の1の人材になれる」 

 本日ご紹介するのは、近畿大学経営学部会計学科4年、立石治くん。
 彼のアイデンティティが集約されたこの言葉を軸に、ゼロテンの人事、会計部長のチャレンジ精神やヴィジョンを追っていこう!


バックグラウンド

 生まれは兵庫県の神戸市。出身を聞いて、物静かで知的な雰囲気に納得した。筆者のような粗雑な大阪人とは違うのである……。

 5人兄弟の4番目として生まれ、兄、兄、姉、治くん、妹、という構成で育った。女兄弟に挟まれたこともあって物腰は柔らかく、人と争うのは好きではない。
 と、一見おとなしい面もあるけれど、反面話好きでもあって、話し出すとなかなか止まらない。(実際、他己紹介のインタビューで筆者と治君は延々と喋ってました(笑)←筆者も話好き)

 本人は「悟ってるってよく言われる」と語る。人との競争や物欲に執着はなく、自分のできること、コントロールできることをこつこつと積み重ねて成果を出すことに信念を持っている。
 生まれ持っての性質なのかと思ったけれど、「5人兄弟という中で育つと、我慢しなければいけないこともたくさんある。小さい頃は納得できないものもあった」と語っていた。
 それでも「結局は家族が好き」と、少しずつ折り合いをつけて現在の人となりに繋がっていったのだと感じた。

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 元々商業高校に通っていた治くんは高卒での就職を考えていたが、商業科の求人は女子向けが圧倒的に多く、なかなか希望の就職先が見つからなかった。
 高校生向けの簿記検定などに打ち込み満点合格、(確か、治くんが受けた期では兵庫県でただ1人!!)また、学内で勉強会を開催したり、色々な部活の手伝いをするなど先生方からの信頼は厚かったため、指定校推薦による進学を決意。

 近畿大学を選んだ理由は、まさかの、
「大学の理念に共感したから」
(イマドキそんな大学生、おる?! と粗雑な筆者はびっくらこいた)


『実学教育』
・自分でやって経験したことを学ぶ場所
・個性を育む

『人格の陶冶』 
・人格を立派なものへ育て上げる 
・人間性 
・道徳観

 と、近大の理念を読み取り、共感し、入学を決意した。
 経営学部を選んだのは、高校時代には取得できなかった日商簿記へのリベンジも兼ねてとのこと。
 継続性や粘り強さが伺えるエピソードで、「素直にすげぇ……」って思いました。

 大学では、会計学科にも関わらずマーケティングの勉強などに精を出し、所属ゼミも経営学科系列の廣田ゼミ。
 廣田ゼミは「近大一ブラック」と言われる多忙ゼミだが、そこを選んだ理由が、
「ブラックって聞いたから。どうせ学費払ってるなら色々経験したい」
実学教育と人格の陶冶を地で行っている。


現在地


趣味


「物欲よりも体験価値」がモットーで、趣味や興味の範囲は広い。
 兄の影響もあり、カードゲーム、ポケモンなどの育成ゲームが好きで、ジャグリングやトランプマジックなども嗜んでいる。
 これらの趣味の共通項を聞くと、
「こつこつと積み重ねれば結果がコントロールできるところ」とのこと。
同じく情熱を捧げている簿記などにも当てはまると思う。

 少々意外なことに「恋愛映画でキュンキュンするのが好き」とも語っていた。のだけれど……補足で、
「恋愛映画って、PDCAサイクルで読み解けない? 恋に落ちて、どうやって相手を振り向かせるかっていうプロセスの繰り返し……就活とも似てると思うんよね」
 なんてことも言っていたので、やっぱり知的好奇心が爆発している。

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 特技や好きなことは前述の延長で、
「人のサポートをしたり、物事がもっと効率よく動くように調整するのが好き」

 ゼロテンへの加入経緯も、その能力と人の良さを買われてだった。
「陸(川添・現代表)にいきなりLINEグループに招待されて、部屋に連れて行かれて、気付いたらメンバーになってた」
 ……ちょっとだけ心配になったエピソードだった。


自己PR


 冒頭の「100万分の1の人材」がキーワードになる。
 例えば、
「大学生で新聞取ってる子って少なくて――」
 と分析し、日経新聞を購読して業界研究に励んでいる。
 他にも


・簿記
・そろばん2級/暗算1級
(前述の趣味なども含めると)
・ジャグリング/トランプマジック


 など、珍しいワードや属性が並ぶ。

 これら全てをかけ合わせると、100万分の1では済まないような気がする。
 人との競争ではなく、自分の興味を突き詰め、属性の組み合わせや積み重ねでアイデンティティを形成していく姿勢はとてもかっこいいと思う。


将来について


 高校時代の勉強会の主催経験、育成ゲームへの情熱、簿記で積み重ねた事務スキルなどを落とし込み、人事として活躍するのが治くんの夢だ。
「人のサポートをしたり、何かがもっと効率よく動くように調整するのが好き」
 という人柄からブレることなく、積み重ねた経験や知識、スキルを通して、治くんの周りの人々がスムーズに気持ちよく働ける環境を作っていきたいらしい。

「ブラックだから」と入った廣田ゼミや、
「まぁ、経験か」と、半ば強引に加入させられたゼロテンでの活動も、
実のところ全てが治くんの理想に繋がっていると感じた。

「おとなしいってよく言われるけど、熱くなるときは熱くなるよ」
 と語っていた治くん。
 これからの活動を通して、そんな姿も発見していきたいと思う。

写真:立石 治
記事:もちのロン・ウィーズリー