幼少期の暮らし、体験
幼少時代には、言語も通じにくく、既に出来上がっているコミュニティに一人で入っていく経験を経て、人間として一回り成長した。
父が韓国人である関係から、幼少期から日韓を行き来することが多かった。
幼稚園年中時代の1年間、そして小学校2,4年生の春休み期間1か月間には、韓国の幼稚園や小学校に通った。
元々、日本の幼稚園では一言も発さず、首の動きだけでコミュニケーションをとるようなシャイな子だった。
そのような私にとって、日本人より自己主張が強く、言語も通じないコミュニティで生活するのは、とても苦労した。
しかし、このようなコミュニティで1年間過ごすことで、人前できちんと自分の考えや意思を伝えることができるようになり、また、その場に応じた適切な人間関係の築き方も学ぶことができた。