ヒストリー

　幼い頃から、母や弟たちと図書館へ行き、本を借りていました。
　本格的に本に夢中になったのは、小学校高学年頃だったと思います。
　学校の図書室で本を借りる際は、わざと分厚くて埃の被ったものを選んでいました。
　ただ、本を読むだけでなく、折り紙をしたり、ミサンガを作ったり、工作をすることも好きでした。

　中学になると、仲の良かった友達とクラスが分かれてしまったため、一人で行動することが増えました。その影響か、読書にさらに励むようになりました。ただ、読む本のほとんどが、自宅から持ってきたものだったため、図書館へ行く頻度は下がりました。
　高校になると、少し読書から離れました。小テスト対策や部活動などで、忙しくなったからです。さらに、高校にあがり、スマホを買ってもらったことも大きかったでしょう。アプリで小説や漫画を読むことが増え、紙の本を読むことが少なくなりました。

　今年、この短大に入学しました。
　毎日、司書になるための勉強に励んでいます。また、寮に入ったことで、洗濯などの家事力も身についたと思います。
　のどかな場所なので、休日は買い物のついでに散歩に出かけることも多いです。
　

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