「言葉で教えることは何もない。私と共に生活をし、私の
『後姿』から学んでもらわなければならない。」
この言葉は、ある高名なお坊さんが、小僧としてお寺に入門した時、お師匠さんから最初に言われた言葉だそうです。
なんとすごいお師匠さんでしょう。
これほど師匠としてのハードルを上げる言葉はありません。
着飾った言葉たちではなく、一挙手一投足で弟子たちに生き方を教えることができる自分の生き様。
40年近く、口先だけで、子供たちに先生と呼ばれ、教育もどきの活動をしてきたつもりの私でも、これこそが最高の教育の形であることだけはわかります。
先生としての最後の数年、この理想に挑戦してみようかな^ ^
これを自分のマインドとしてここにあげることは・・・
ハードルを上げてしまった( ^ω^)
頑張ります!!
この言葉を紹介していただいたお坊さんは、塩沼亮潤大阿闍梨です。最近、悩みに直面した時、大阿闍梨の書籍やYouTubeからヒントと勇気をいただいています。
大阿闍梨は「山の行より里の行」とは言われますが、千日回峰行や四無業を成し遂げられた大阿闍梨だからこそ、このお言葉が紹介できるのかもしれません。それくらい裏表ない自分で教えるということは大変なことですよね^ ^