髙橋あゆ美
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マインド

人のために

私は幼い頃からずっと、父から「人のために生きなさい」と言われ続けてきました。幼い頃はそれを聞いても当たり前の事だとしか思わず、その他には特に何も感じませんでした。

私の祖父の家では、毎年元日に、親戚で集まって自分についてスピーチをする風習があります。正直、25人もいる親戚の前で話すことが本当に嫌で、毎年、お正月が来るのが怖くて仕方がありませんでした。

高校一年生の時、いつものように内心嫌だなと思いながら自分についてスピーチをすると、その後、親戚からこのような指摘を受けました。

あなたは、本当に人に伝えたいと思いながら話してるの?

そこで私はハッとさせられました。

それまでの私は、ただ自分が言いたいことだけ話して、聞いている側の立場になっていませんでした。当たり前ですが、聞き手ももちろん人間です。話し手の態度で、その人の話を聞きたくなるか、そうでないのかが大きく左右されるのだと感じました。

自分が、あれだけ父から言われてきた「人のために」が、全然身についていないのだと実感し、自分のことが情けなくなりました。

会話とは、決して一方通行のものではなく、人と人との対話によって成り立つものです。

それからは、自分が話したいことだけを相手に伝えるのではなく、相手が聞いていて心地良いような振る舞いをするよう、心がけています。

生き方

  • 人のため、社会のために尽くす
  • 柔軟に自分の意見を変化させる

仕事・活動

  • 目標を実現するために仲間と協力し合う
  • 何事においても初志貫徹する意識を持つ

人間関係

  • 相手が何を求めているか考え、相手の気持ちに立って生活する
  • 常に相手を肯定するのではなく、意見が合わない時は恐れず伝える

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