安齋 美紅
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マインド

"ありがとう"を口癖に

私には今も忘れられない言葉があります。
高校入試当日一週間前、私は受験票を受け取るために自身の中学校の体育館にいました。そこでは受験校ごとに集まる場所が異なっていて、私の受験校の担当の先生はいつも優しく面白く、生徒からよく慕われた方でした。
先生の怒号を聞いたのは少なくとも3年間教鞭をとっていただいていた中でその日が初めてでした。
「人から物を受け取るときは両手だ!!!」その場にいた全員が凍りつくほどの声量で、とても驚いたことを記憶しています。親しき仲にも礼儀あり、誰かが気付くか気付かないかすら曖昧になるほどの小さな動作一つにその人の確かな人間性が現れると私は考えております。
その日から私は、前の席のクラスメイトからプリントが回ってきたときには「ありがとう」、バスに乗るときは「お願いします」、友人から何かをもらったときは両手で受け取る等、感謝を声に出し、礼儀を大切にする意識を持って生活するようになりました。
高校時代の友人には「いつもみくが先生からプリント貰うときありがとうございますって言うから私も最近真似して言うようにしたよ」と言われ、初めてそれが自分の"当たり前"になったことに気付きました。初めは意識しないと忘れがちだったことが今では言ったかどうか覚えてなくとも周りの友人が褒めてくれます。
こういった"当たり前"を学校生活や更には将来お仕事の中で増やしていきたいです。

生き方

  • 物理的に「できないこと」に嘆かず今自分に「できること」を伸ばし、褒める
  • ありがとうとごめんねは恥ずかしがらずに素直に沢山伝える
  • 嫌なことを引きずるのは今日だけ。美味しいものを食べて切り替える

仕事・活動

  • 常に自分を客観視し向上心を持つ
  • 「でも」「だって」で会話を始めない
  • 時には周りに助けを求める

人間関係

  • とにかく大切な人を裏切らず、感謝の気持ちを忘れない
  • 自分がされて嫌なことはしない
  • 噂や愚痴は聞くに留めて広めない
  • 一日一善

安齋 美紅さんのマインドに共感


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