日本の古典芸能を普及することに従事する仕事に就きたいと考えている。日本には、雅楽、能・狂言、文楽、歌舞伎といったさまざま伝統芸能があり、何世紀もの間伝承され続けている。しかし、明治維新で西欧化が進み、音楽教育においても西洋音楽、いわゆるクラシック音楽が中心となっていった。そのため現在の日本では、日本の古典芸能よりもクラシック音楽の方が台頭しており、日本人にもかかわらず日本の音楽を知らずに育つ人も多い。
その一方で、現代では伝承されてきた古典芸能のかたちそのままを護っていくだけでなく、芸能ジャンルの垣根を超えた新しいジャンルの確立や、オペラなどのクラシック音楽との融合を試みている人たちもいる。そのような試みを行い、より多くの人に興味を持ってもらえるような古典芸能の世界を作っていきたいと考えている。
はつみんさんのビジョンに共感