小さい頃の私は、人と関わることがあまり好きではなく周りに合わせるのが苦手で、いつもみんなが外で遊んでいても1人で絵を描いたり絵本を読んだりしていました。他の子と少し違う所があったので周りからは「変わった子」「不思議ちゃん」と言われていた程でした。 しかし、3歳の頃から新体操を習い始めて考え方が変わりました。それは、新体操の発表会で5人グループや6人グループで演技をするため周りに合わせる必要がありました。最初は凄く苦戦していましたが、みんなで協力して演技を成功させようと頑張っているうちに人と関わることの楽しさやみんなで協力し合うことの必要性を知りました。
私は、絵を描くのがすごく好きでした。しかし、デザインへの道に進もうとは考えていませんでした。選択科目も美術ではなく書道を選んでいて別の道に進むつもりでした。しかし、2年生の頃の体育祭でクラスボードのデザイン作りの手助けをしてみてみんなで話し合ってデザインを考える楽しさを知りました。そしてその年にODCのオープンキャンパスに参加してみました。すると、先生方もいい人ばかりで先輩方の作品をみたりして自分もこんな作品を作りたいと思いました。さらに、3年生の頃に文化祭のクラスTシャツと教室のデザインを考えました。その時は、1人で考えましたがやっぱり楽しいなと感じました。
本格的にデザインの勉強をしてみて、やっぱり想像していたものと違いました。最初はパソコンに慣れていなくて課題も多かったのですごく苦戦しました。 しかし、私は母からの「どんなにしんどくても楽しむことを忘れずに」と言う言葉を思い出しました。その言葉を忘れずに心がけているうちに、パソコンにも慣れて、デザインの勉強がどんどん楽しくなっていきました。今では、クロッキー帳とペンを常に持ち歩くぐらいデザインをすることが好きになりました。