人生は愛と喪失の繰り返し。
人と関わることを知ってしまったら、それを忘れることはできない。
誰かを愛することで、喪失が付き纏う。
人生は愛と喪失を受け入れるためにあると、私は考えている。
私は1人では生きていくことはできない。
初めから気がついていた訳ではない、誰かを愛し、愛されることでできてしまった。
家族、友人、自分を取り巻く全ての人がその対象であり、20年以上の月日は1人で生きていく自信を奪うのに十分だった。
これは自分だけではないはずだ。
意識をしているかしていないかの違いで、大半の人間はこのことに気付かぬふりをして生きているのかもしれない。
だから私は、愛と喪失を受け入れられる人間であることを望んでいる。
人々がこのことに気がつき受け入れられた時、様々なことから解放され自分らしく生きていけるのだと思う。