マインド

私は、ある組織に属するとき、心がけていることがある。それは、自分一人で組織が動いているわけではない、ということを忘れないことだ。

例えば、何かを決めるとき、特にそれを意識する。一つのことを決めるために、全体の意見を聞き、全体で意見を吟味し、全体で決定する、ということに重要性を感じる。また、私がもう一つ感じていることがある。普段の生活でよく感じることだが、何かが決まったとき、決まったことだけを伝える、というのは、いかがなものか。私は、決まったことも大切だと思うが、決まるまでの経緯こそが1番大切だと思うのだ。決定事項を伝えられたとき、なぜそう決まったのか、どんな条件があるなかでそのような決定に繋がったのか、それを皆が理解し、知っていなければならない、と思うのだ。私が映画研究部という組織に属しているなかで、部員の意見が反映されているように、決定したことに納得できるように、努めている。組織は、一人で動いているわけではない。みんながその組織に属している、と思えるためにも、何かを決定するときには、以上のことを大切にしている。

また、もうひとつ、心がけていることを言いたい。それは感謝の念を忘れないようにすることだ。当たり前のことを当たり前と思わずに「ありがたい」「恵まれている」と、友達、家族、部員、先生、ありとあらゆる人に感謝することで、自らの生活を豊かに幸せに感じられる。このことはより良い組織の形成、発展につながるのではないだろうか。

私は映画研究部をよりよい部活とするため、以上のことを、忘れずに活動を続けていく。