中須賀奏太
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活動・所属

ゲーム業界にキャラクターモデラーとして就職する

内容・役割

ゲーム業界にキャラクターモデラーとして就職する上で、僕が必要だと思っていることは大きくわけて2つになります。それは技術力と人間力です。
  1. 技術力
     キャラクターモデラーの仕事は、観察、理解、そして再現の3つの流れに分解できると思います。

    キャラクターデザイナーやディレクターの意図を読み取り、人体構造やモチーフのリファレンスを参考にしながら立体構造を理解する。そしてそれを自分の手札を用いて、ときに新しい方法を学んで再現する。

     この仕事の流れにおいて必要となる技術は沢山あると思いますが、特に重要視しているのは見る、描く、聞く、です。リファレンスをよく見て、手を動かして描く、モデリングする、そして周りの意見や業界の情報を聞き、改善する。

     これらがモデラーとしての技術力につながると考えながら、制作しています。

  2. 人間力

     会社に就職しゲームを作る上で必ず意識しなければならないのはチームで働くということだと思います。

     自分に与えられた仕事をうまくこなせず、報告や相談もしなければ周りに迷惑がかかりますし、自分が成長してできるようになっても困っているひとがいたときに助けてあげなければ、作品に関わっているすべての人が満足いかない結果になりかねません。

     そうならないために必要なのが人間力だと思います。
    例をあげれば、普段から相談や気にかけるといったコミュニケーション、会社で一緒に働く同僚、連携している他の企業のかた、そしてゲームのプレイヤーまで含めた相手に対する思いやりと尊敬、そして自分を客観的にとらえる力などでしょう。

     この人間力を鍛えるため、在学中カフェのキッチンで働いたり、学校で意識して人と関わりを持つようにしました。

​ これら技術力と人間力を意識し、目標達成のために活動しています。



活動や事業(仕事)の意義

関わった皆さんが喜ぶ結果になればそれ以上望むものは無いと思います。就職した会社の方々とはともに一つの作品を作り、世に送りだす達成感や喜びをきっと共有できると思います。
そしてゲームを実際にプレイした方々に少しでもキャラクターに魅力を感じて喜んで貰えれば、僕も嬉しいと思います。

想い・やりがい

僕は高校入学した後、自分の行く末を見失い、かといって何となく周囲に流されて大学に行くことを決めることもしませんでした。高校を卒業して人生の岐路に立ち、自分の人生を振り返りました。
そのとき真っ先に浮かんだ、人生の大部分を占めていたものがゲームです。

 小学生のときから運動神経があまりよくなく、二重跳びや雲梯などをすぐにできるようになっていた同級生を羨ましく思っていたことを覚えています。

 しかし、そんな自分でも生まれ持った体に縛られることなく、かっこ良く戦ったり、空を飛んだり、世界中を旅したりできる。そんなゲームの魅力に取り憑かれていろんなゲームをプレイしてきました。そしてその中でも、今までイラストの中にしかいなかったキャラクターがその雰囲気通りにそのまま飛び出て動いているかのような造形に惹かれていました。

 きっと同じような思いを抱え、ゲームをプレイする人はいると思います。そんな人に僕の感じた魅力を伝えられるような仕事をしたいです。

実現していきたいこと