兵庫生れでしたが、幼稚園入学の時期に京都に引っ越し、地元の幼稚園ではなかったので小学校入学当初は友達との間に距離があったのを覚えています。
元々(僕抜きの)仲良しグループがある中で自分をアピールして輪に自分から入ろうとする日々が、今の強い自己主張に繋がっている気がします。
中高一貫校に入学し、最初の1年が終わる頃から心境に大きな変化が現れました。
部活もやめ、友達と遊びに行かない、家族旅行も自分だけ行かなくなり、かつそれに満足する様になりました。そしてそのまま中学生活も高校生活も終わり、ずっと勉強してきたのに受験もほぼ全落ちしました。
最近になって、僕の当時の様子は「幸せ恐怖症」の症状に一致するものが極端に多いことに気づいたのです。
①今までにこの世からいなくなりたいと思う程の辛い経験がある(失恋・挫折・トラウマなど)
②幸せになるといつまで続くか不安になる
③自分以外誰も信じられない
④友達から恋人に発展できない(恋に踏み出す勇気がない)
⑤マイナス思考で自己肯定感が低い
⑥一人が気楽で、皆と一緒に楽しむことが苦手
⑦楽しい時間を過ごすと不安になる(そわそわしてしまう)
⑧幸せでもないのに、幸せそうなオーラを出したり、や演技をしてしまう
⑨自分だけが幸せだと申し訳ない気持ちになる
⑩今の幸せが「夢なんじゃないか」と錯覚してしまうことがある
↑具体的にはこんな感じです。受験を通して「困難」から逃げない心の強さ、自分の行動に責任を持つ強さができた反面、「幸せ」から逃げる様になっていました。
先程まで暗い話が多かったですが、大学で様々な経験を積むうちに前向きな気持ちが徐々に戻ってきました。
・1回生、チャリティーイベントを企画
・1回生、学内のビジネスプランコンテストに2度出場
・2回生、カンボジアに学校建設活動に行く
・2回生、ITパスポート試験に合格
・3回生、プログラミングを学びオリジナルのWEBサイトを作成
・3回生、30社以上のインターンに伺う etc......
勉強、勉強以外、国内、海外、大学内、大学外、その他諸々
色んなことをやってはやめての連続で、僕の大学での生活習慣はコロナ前だけでも5回は大きく変化しています。
詰め込みすぎて志半ばで辞めちゃったこともあります。今までだったらそれだけで自分を許せず、委縮するだけでした。
しかし今では、しっかりと優先順位を付けた上で、トライアンドエラーを繰り返せるいい習慣に出来ています。これを書いている今は就活と基本情報技術者試験の勉強で手一杯ですが、4回生後期に自分が何をしているのかが楽しみです。