ヒストリー

｢最寄りのコンビニまで歩いて40分｣｢最寄りのバス停まで歩いて1時間、しかもバスが来るのは2時間置き｣これが私の生まれ育った町だ。そんな田舎町で中学生まで育ち、高校に入った私はいきなり、県の｢街｣と通称されるとても利便性の高い土地にある、高校の寮に住むことに。3年も住めば、田舎娘もなかなか都会に慣れたようで、高校を卒業するころには先生から｢可愛くなったね」なんて言われた。そして、九州大学に入学した。そこはなんと、高校の寮より田舎だった。正直愕然としたが、今ではここでの生活にも慣れ、愛着まで湧いている。やっぱり私は、田舎町に住むのがあっているのかもしれないなぁ、と思う今日この頃。