内向的な性格で、声の大きな人、力の強い人が苦手で、よく泣かされていました。勉強も嫌いで、それは大学を出るまで変わりませんでした。
小学校の時は「いなかっぺ大将」という漫画が大好きでよく読んでいました。そこに私の原点がありました。主人公の大ちゃんは僕の中のヒーローです。
一人っ子で、小さい時は本当に兄弟が欲しくて仕方がなかったです。
内向的で小心なわたしでしたが、中2の時に少しワルい人たちと遊ぶようになりました。今までになかった刺激がとても心地よかったのです。キャロルの永ちゃんに憧れてギターを始めました。へたくそでしたがCreamなどをコピーして弾いていました。
ですが、2学期の中ごろに1人の仲間が突然一人の仲間を名指しで「あいつ鬱陶しいから村八分にしよう!」と言い出して、突然みんな口を利かなくなりました。わたしも自己保身のため従いましたが、その関係性に恐ろしさを感じ、徐々に抜けていくことにしました。幸い3年の時に違うクラスになったので自然と離れることが出来ました。この時の経験で「密な関係性の怖さ」を知り、それ以降、人とべったりとした関係を築くことを避けるようになりました。
高校は奈良から大阪の私立に行ったので最初は戸惑いました。が、2年生になると、徐々に友達も出来て、朝真っすぐに学校に行かず友達と喫茶店に行ったり、帰りは大阪のミナミでナンパをしたりしていました。ナンパといってもどれだけ女の子を笑かせることが出来るかといったたわいもない遊びのようでしたが、楽しくて仕方がなかったです。
高校時代は自由な校風でとても楽しい3年間を過ごせました。
大学の付属高校でしたので、この時も大した勉強もせずに大学に進学しました。
4年間音楽サークルに所属して楽しい日々を過ごしました。
本当に語ることも少ない学生生活でした。就職活動の支援をしていてエントリーシートに「学生時代頑張ったこと」をいまの学生の皆さんは書かれていますが、自分に振り返ってみると、何も頑張ったことがないのです。
バイトも嫌いでほとんど単発か、お中元やお歳暮、学校制服のようなシーズンしか入らないようなバイトしかやったことないし、サークル活動では、3年生の時に幹事(渉外担当)として女子大との交流の接点を持つために奔走しましたが、動機が極めて不純でした。唯一頑張ったことは、「毎日を楽しく過ごす」ことくらいでした。
大学を卒業してすぐに株式会社千趣会に入社しました。当時はまだ未上場で社員も400名くらいで、売り上げも500億円に満たない企業でした。
就職した年に大証2部に上場し、4年後には東証1部に上場しました。まさに右肩上がりの企業でいい時代を送りました。
1984年~1991年 営業部所属(東京支店、京都支店)
1991年~2015年 情報システム部門所属
2016年~2018年 人事部人材開発チーム所属
34年間、ずっと同じ企業で仕事をして来ました。
特筆すべきは、営業からシステムに異動したこと、システムから人事に異動したことはそれまでの職歴経験を生かすには遠い部門だったことです。この転機を乗り越えたことは自分にとって大きな自信になっています。