とにかく食い意地が張っていました。
4歳上の兄がいて、食事の時間はいつもケンカになっていました。
お兄ちゃんが年上だから、男の子だからといって私よりご飯とおかずの量が多かったのが許せませんでした。食べれもしないのに沢山ついでもらって結局残してパパに食べてもらう、そんな食い意地が張った幼少期でした。
中学時代も食べることが大好きで、1日5食たべていました。
高校時代は祖母の唐揚げにはまりました。隠し味はあんずジャムです。
母方の祖父母は趣味で野菜を育てていて、野菜は基本食べる分だけ庭から採ってきて食べます。有機栽培で、採ったらその場でつまみ食いすることが私の密かな楽しみでした。
父方は魚をとっていて、いつも新鮮な瀬戸内海の魚を送ってくれます。おかげで母の魚捌きは一人前です。
私自身は都会に住んでいるので、都会での食べると祖父母の家での食べるの違いに興味を持ちました。
フードコートに入っている長崎ちゃんぽんのお店で働いていました。
そこで、目にした食品ロスの量に驚きました。私は父から「絶対に頼んだものは残してはいけない、食べれる量だけ頼みなさい」という教育を受けていたため、大半の人が残している事実に驚きました。そのお店では無料で麺が2倍に出来たので、食べれないかもしれないけど2倍で頼んでおこうといったお客さんも多かったように思います。
食べたいものを食べる分だけ頼む人が増えたら良いなと思いました。