たけうち 和久
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ヒストリー

出身地

福岡県福岡市

幼少期の暮らし、体験

【幼少~青春時代】

「理不尽」を学んだ。人生の様々な巡り合わせを乗り超える力をあらゆる人が持てる世の中を創りたいと願った。

  1. 兄の遺影、医療事故、母の涙と悔しさ
  2. 病弱と貧乏に喘いだ父、大学進学を断念、優秀が故に疎まれた父
  3. 小3のときにリウマチを発症した母、変形する手足
  4. 高校の同級生が若くして白血病で亡くなり、人生の無常を実感

【幼少から学生時代】

「声なき声」に耳を傾け、目を凝らす人間でありたい、と願った。

  1. 食べ残しをアフリカに寄附したいと言ったときの温和な父の激怒
  2. 転校後小4のときのいじめ経験
  3. 私立中学に入ってからの格差、成績の違いと立場

職歴

【厚労省官僚時代】

「結果責任」を負う潔さ、実行を担う重さを学んだ。それを背負う行政への志を育んだ。

  1. 高校時代に「落日燃ゆ」で読んだ広田弘毅(戦犯として絞首刑)の人生
  2. 自分のミスを守ってくれた上司、矢面に立つ先輩たちの姿
  3. 東日本大震災での計画停電、死者を1人も出してはならないミッション。シンゴジラ経験

【官僚時代】

常に時代を前進させたい。勇気を持って変化を起こしたい、と奮い立った。

  1. 政府に入ってからの意味ない前例(決裁のこより等)への強い違和感
  2. 前例がない、で議論が止まることに辟易
  3. 現状維持派によるアラ探し、新たなアイデアを「思いつき」と失笑する人々
  4. 父の遺書「世界平和」を実現してほしい

 

【生涯を通じて】

地方の力、故郷の力を最大限に引き出したい。

  1. 大学時代に感銘を受けた「鄙の論理」、講演会
  2. 官僚時代の国の地方を見下した視線、職務室に溢れかえる地方からの歳暮、出張のときの金屏風
  3. 筑豊で出会った人々の諦め、シングルマザーの戸惑い

 

【官僚を辞する覚悟】

官と民の力を結集させたいと、強く想像した。

  1. ひたすら「民間」の欠点を答弁として書き続けた係長時代(医政局)
  2. マッキンゼーに行って感じた緊張感とスピードと前のめり
  3. 介護人材の担当室長になって、業界に「人手不足は厚労省の責任だ」と言われた

 

【アメリカ、イギリス駐在時代】

目いっぱい生きたい。あらゆる経験をしたい、と跳びまわった。

  1. 英国赴任時の寿司アカデミー、「イギリス」とつく本の作者に片端から手紙

 

【民間企業へ転じて】

失敗してもチャレンジ、「安全地帯」から出ることの面白さに身震いする毎日。

  1. マッキンゼーに行っての郵便物仕分けから、弁当の注文から、年下にこき使われながらビジネスを覚えた経験
  2. 自分の居場所を見つけた合宿(回転レシーブとビリヤード)
  3. 開き直って働いて、落ちこぼれからエースと呼ばれるリカバリー経験

 

【友人づきあいを通じて】

他人に尽くすこと、喜ばせることの幸せ。

  1. 部下の結婚引き合わせ
  2. 毎日、説教部屋で説教し続けたこと、厳しく接したが、ことで、最終的に絆が深まった

 【海外駐在で世界の人々と語らって】

「自立」した個人が「連帯」する社会を目指す、と決めた。

  1. 9.11テロの後に見せたアメリカ人の結束。レジリエンス。
  2. ロンドンで見た個人の確立と共生。爽やかさ。