河上 幸司
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ビジョン

テクノロジーで医療は劇的に変わります。A Iを使えば,人間の目ではわからないほどの情報から超早期診断が将来的に可能になります。東大医科研では,人工知能ワトソンが診断の難しい特殊な白血病をわずか10分ほどで見抜き、患者の命を救いました。コロナウイルス関連では,5万本ものコロナウイルスに関する論文をA Iが解析するプロジェクトが山中伸弥教授の主導で行われています。V Rを使えば,途上国や僻地にも最先端の医療を届けることができますし,現在の状況下であれば,外出せずとも医師の診断を受けることができるようになるかもしれません。

 

しかし,それがなされていない現状があります。最先端の医療現場では,コロナウイルスの「発生届」を地域の保健所へ紙で手書きで,そしてF A Xで送っている,まさに時代錯誤的なことが事実行われています。未だテクノロジーが現場まで浸透していません。

 

凝り固まったこの状況を打破し,変革できるのは,テクノロジーに幼い頃から慣れ親しみ,身近な存在であった我々若者であると私は信じています。そして母校,筑波大学附属駒場は「挑戦・創造・貢献」を学校目標として掲げています。未開の分野に「挑戦」し,夢広がる新たな未来を「創造」し,多くの患者さんの治療に「貢献」することが今の私の目標です。母校で養った開拓者精神を胸に,医療の新たな時代を切り拓いていく先頭に立つべく邁進していく所存です。

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