人間には承認欲求があると思います。私も、承認欲求はあります。
承認欲求には他者承認、自己承認の二通りあると聞いたことがあります。自分で自分を承認して自己肯定感を上げていける人も中に入ると思います。ですが、周りの環境や生まれ持っての性格など様々な要因により自己承認できる人は数少ないと思います。
だから、他者がその人を承認してあげ、存在価値を見出してあげることも必要だと思います。ただ褒めればいいわけではありません。その人の本当にいいところを見つけ、そこを伸ばしていけるようにしてあげることが今の世の中必要ではないかと思います。
それと同時に、自己承認できる人は、自分で自分を承認できない人の様々な環境や性格を理解ができない傾向にあると私は感じます。理解ができない理由として単純に自己承認できる人は自己承認できない人の境遇を経験していないからだと思います。
理解ができないことは経験がないから仕方ないことだとは思います。ですが、仕方ないで終わらせてしまうと理解ができない、しないことによって、無意識に傷つけてしまうのではないかと思います。
だから、自己承認できる人はとにかく想像・考えるということをしてほしいです。なぜ自分で自分を承認してあげれていないのかを想像・考えることによって理解に近づけると思います。
こういった話をすると、メンタルを強くすればいい、他力本願だなどの意見もあると思います。その意見自体は間違っていません。
ですが、その意見が通用しないことがあることも知っておいてほしいです。大前提に、自分自身を強く持ち、多少のことでめげない精神を保つことを誰しもが努力していくべきことというのはあります。ですが、先ほども述べた通り環境や性格など様々な要因により自己で制御できない人もいます。
そういった人のためにも他者が承認してあげることが大切なことだと思います。自己承認できず自己肯定感が低い人が多い世の中になっているので、「褒めて伸ばす」今の社会ではこれを重要視することが必要になってくると思います。
また、この議題に限らず想像する・考えるということを日々忘れないでほしいです。