幼い頃から絵を描いたり自分でお店のデザインを考えたりすることが好きでした。友人と自分達でデザインした香水のボトルのイラストをお店屋さんごっこと称し、休み時間にクラスの子達に配ったりしていました。イラストレーター、美容師、ファッションデザイナー、ネイルアーティスト、メイクアップアーティスト、絵本作家、ケーキのデザインをする人、お店のデザインをする人、と将来の夢が沢山あり、様々な職業に興味を持っていた幼少期でした。
中学時代は3年間美術部に所属していました。約70人が所属する大きな部活だったので、先輩や後輩の作品を沢山見て楽しんでいました。キャンバスに絵を描く以外にも陶芸やダンボールで爬虫類を作ったり様々な経験をさせていただきました。部活仲間にも恵まれ、ありがたいことに未だに連絡を取る仲です。3年間充実した日々だったなと思います。
高校時代は周りの目が気になり、自分に自信を持てず、人と関わるのが怖かったのであまり学校に通えていませんでした。しんどいと感じる日々を送っていましたが、自分を見つめ直すきっかけとなる3年間だったので無駄ではなかったと思います。
知り合いが誰もいない、デザインについて何もわからない、IllustratorやPhotoshopなども使ったことがない、授業についていけるのか、また高校の時みたいに学校に通えなくなったらどうしよう、など沢山の不安を抱えながらのスタートでした。1日1人は絶対話しかける、コミュニケーション力をつけるを目標に頑張っていました。しかしそんな心配は最初だけで素敵な友人や先生たちのおかげで授業も課題も休み時間も放課後も何もかもが楽しい学生生活を過ごしています。新しいことにワクワクし、難しいことでも楽しく取り組めることができ、沢山話したり、遊んだりと勉強も生活も充実しており、今がとても嬉しいです。
高校1年生の冬から高校三年生の夏まで地元の和洋菓子店でアルバイトをしていました。お年を召されたお客様が多く、幅広い年代の方と関わることができ、敬語やご贈答のマナーなどを知るとても学びのあるアルバイトでした。
高校三年生の秋から新たなことに挑戦してみたく結婚式場のバンケットスタッフのアルバイトをしています。お色直し後の再登場のカーテン開けや両親卓での案内など常に緊張がある職業ですが、式によってテイストや雰囲気が違うのでデザインの勉強にもなり、幸せな空間を一緒に過ごすことができるのでとても楽しいです。
専門学校に入学してから学校近くのタピオカ屋さんでも掛け持ちで働き始めました。お客様にどれだけ笑顔で帰っていただけるかをゲーム感覚で接客しています。接客だけでなく仕込み作業やポップを描いたり楽しい職場で、一緒に働いている人たちもとても優しい方なので毎日働きたいくらい大好きです。