ハンセン病への取り組み
皆さんこんにちは!大学3年髙田智哉です!!
まず僕がFIWCに入った経緯は、小学校3年生から高校3年生までずっと野球漬けの毎日を過ごしていて、大学に入ったらもっともっとたくさんの人と出会いたい!色んな考え方や価値観をしている人達と何かをしたい!そのツールに思いついたのが海外ボランティアでたまたま出会ったのがFIWCでした。はじめ、FIWCの紹介をして頂いた時、先輩方の活動や思いを聞いた時に、この先輩みたいになりたい!そして、誰かの役に立ちたい!そういう思いでFIWCに入る事を決めました。
僕がこの団体に入ってからの大きな転機となったのが、大学1年生の時に初めていったインドネシアキャンプでした。そのキャンプは、インドネシア東ジャワ島にあるナンガット村というハンセン病快復者が集まっている村でのキャンプです。僕自身、恥ずかしながらこの団体に入るまでハンセン病のことをなにも知らず、インドネシアキャンプに行く前に少し勉強しただけで、すべてを知っていた気持ちになっていました。
そして、インドネシアキャンプに行き、初めてハンセン病快復者の方と出会いました。ハンセン病快復者のイメージは過去にとても差別や偏見を受けて、とても暗く窮屈な生活をされているのだろう。と勝手に思っていたのですが、実際にその村はとても明るく、僕を家族のように受け入れてくれました。
そしてあるおばあちゃんととても仲良くなりました。
そのおばあちゃんが、ある時
「ハンセン病になったという理由だけで家族や友達からも差別されて自分で選んでこの村へ来た。」と涙ながらに話してくれました。
その時今まで、自分自身がハンセン病という病気を知らなかったこと、今でも沢山の人がハンセン病という病気を知らない事を悔やみました。
そしてハンセン病という病気はなぜ治る病気なのに差別、偏見を受けているのか、なぜ過去に苦しい思いをして今も苦しい思いをしなければいけないのか、自分の中で考えた結果それは
「無知」だからです。
僕は無知はとても怖いと思います。もし、ハンセン病は恐ろしくない病気で、風邪よりも弱いと理解してたら、大切な家族や友人を差別しないと思います。理解されていないからこそ差別がおこるのだと僕は思っています。
そのような経験から僕自身、それほど大きな活動はできていませんが、
ハンセン病への取り組みとして啓発活動に取り組んできました。
その中でも一番大きく動いたのが
「DREAM世界一周コンテスト」というTABIPPO主催のコンテストに出場させて頂きました。そして2次審査で落選したものの、1週間に1万2000票もの応援を頂き、僕のハンセン病への思い、ハンセン病について沢山の人に知ってもらいとても自分自身成長させて頂きました。そして、多くの人から「ハンセン病っていう病気知らへんかった。こんなことがあったんや。調べてみる。」とか「差別や偏見について考えるとてもいい機会になった!」のど沢山のお言葉を頂きました。
僕はそれほど大きなハンセン病への取り組みはしていません。
ただ少しだけ一歩踏み出してみただけです。その小さな一歩が誰かを大きく変え、誰かを少しでも救うかもしれない。ハンセン病への取り組みを通じてそのような事を学びました。最初の一歩は、どんな些細なことでもいいと思います。「友達に自分の経験にハンセン病について話してみる。」「SNSで投稿してみる。」「療養所に行ってみる。」これもすべて啓発です。別にハンセン病じゃなくてもいいと思います。少しでも動いてみてください。
僕はこれからも自己満足だ。偽善者だ。
と言われるかもしれませんがこのハンセン病という病気に取り組んでいきたいです。
※日本語おかしくて、上手く伝えられなくてごめんなさい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。