フィリピンで学んだこと

自分はワークキャンプを通して得た沢山のものがあります。その内の一つを紹介させてください。

 

 自分が今回紹介したいものは異文化理解についてです。ワークキャンプ中に学んだものの中でも自分の実生活に一番影響を与えているといっても過言ではないと思います。

 

 海外に行くと価値観が変わるとよく言いますが、簡単に言ってしまえばそういうことです。でも、これだけじゃ具体的ではないし正直意味わからない。

 

 自分の置かれている文化の他にもう一つの文化を知ることで、自分や相手の文化の違いに疑問がわき、比較することで自分や相手をより深く理解することができます。当たり前だろ、と思う方も多いと思います。しかし自分は最近になって初めて気が付いたのです。

 

 そもそもそんなもの実生活には影響してこないような気がしますが、実は影響あるのです。普段の生活の小さなことにもふつふつと疑問がわいてきます。

 

 例えば、箸でご飯を食べていることにも疑問を持ちました。フィリピンでは手で食べている人もいたのに。なぜだろう。

 

 手で食べるのが汚いからではありません。手を使うにしてもちゃんと洗ってから食べる。寿司をつまんだり、パンやおにぎりも手で食べることに違和感はありません。たとえ日本人でも箸でナンを食べる人はいないでしょう。木村拓哉もわしづかみでハンバーガーを食べてます。

 

 手で食べることは一瞬野蛮に思ってしまいますが、自分の勝手な偏見でしかありませんでした。世界では約4割が手食文化らしいです。代表的なのはインドだと思います。彼らは手で食べるのが最も清浄だとし、必ず右手で食べます。手を洗うのはもちろん食べる前に口も洗うらしいです。他にもいろいろな礼儀があるみたいでした。もう調べているうちに、箸に違和感を感じてきました。

 

 ごちゃごちゃした変な長い文章になってきてしまいました。まとめます。フィリピンの文化のおかげで自分の生活を見つめなおすことができました。箸とか手とかではなくても、日本人の人と人との違いでもいえることだと思います。まだまだですが、自分は広い視野を持って偏見を持たずに人と接することができるようになったと思います。

 

我ながらつまらなく長い話でした。反省してます。次はもっとスマートに書きます。最後まで読んでいただきありがとうございました。