こんにちは!関西のみうです☻
大学も始まって充実した日々を送っています!オタ活も楽しんでます✌
さて今回は「性と生殖に関する健康と権利:SRHR Sexual and Reproductive health and Rights」について共有させていただきたいと思います。
そもそもこの言葉を聞いたことがあるでしょうか?
私がこの権利について考え始めたきっかけは、高校の宗教の授業です。あの日のことは強烈に覚えています。(ここから次の余白までは飛ばしてもらって大丈夫です。)
まだカーディガンを羽織る季節だったでしょうか、私は高校3年生でした。めったに遅れない生理、むしろ短いスパンでくることに悩まされることもあった、そんな私が生理の遅れに焦りを感じていた朝でした(お恥ずかしいですが察してください…)。さすがは母です。すぐに私の異変に気付き、登校前から叱責されました。当たり前です。遅れ始めた初日からの感情は複雑で、夜も眠れない、50分の授業もかろうじて集中できるかという日々を過ごしていました。
そんな時、宗教の授業では珍しく映画が観れるホールに集まるように指示されました。ホールに着いた途端に配られたレジュメには「中絶はしてはいけません」という文章。授業が始まる前から気持ちはザワザワしていました。
授業で鑑賞した映画は、中絶反対派により作成されたものでした。中絶手術(掻爬法)により、胎内でぐちゃぐちゃにされた胎児の映像や、画像は未だに覚えています。鑑賞中はひたすらに手で目を覆い、ごめんなさい、と心の中で言い続けました。授業後、お手洗いに行って生理が来たことに安堵し、友人に泣きつきました。
ここまで長いエピソードを読んでくださった方には感謝です。
さて、この一連の流れがあり、私がたどり着いたサイトは「#なんでないのプロジェクト」というものでした。そこには、日本にはない女性が主体的に取り組める避妊方法や世界の性の事情が紹介されていました。(これはまた別の機会に…)
なんで日本にはないの?こんなの学校でちゃんと教えてもらってない。保健の授業って誰のためになってたの?
という憤りのようなものが湧いてきました。インターネットの普及により、誰もが簡単に手に入る時代で「しなければいいじゃん」という意見はもう通用しないと思っています(自分を正当化するようにも見えるかもしれませんが)。
ここまで長かったですが、私が何を言いたいかと言いますと、日本は「性と生殖に関する健康と権利」がおろそかになっているということです。特に女性に対しては。権利が、です。
セクシャル・ヘルス:自分の「性」に関することについて、心身ともに満たされて幸せを感じられ、またその状態を社会的にも認められていること。
リプロダクティブ・ヘルス:妊娠したい人、妊娠したくない人、産む・産まないに興味も関心もない人、アセクシャルな人問わず、心身ともに満たされ健康にいられること。
セクシュアル・ライツ:セクシュアリティ「性」を、自分で決められる権利。自分の愛する人、自分のプライバシー、自分の性的な快楽、自分の性の在り方(男か女かそのどちらでもないか)を自分で決められる権利。
リプロダクティブ・ライツ:産むか産まないか、いつ・何人子どもを持つかを自分で決める権利。妊娠、出産、中絶について十分な情報を得られ、「生殖」に関するすべてのことを自分で決められる権利。
参考:JOICFP
SRHRの内容を見ると、自分の人生と切り離せないことがわかりますよね?
家族計画や妊娠、出産、性的同意、性暴力、DV、LGBTQ+(SOGI)、ジェンダー、性感染症などなど様々な事柄や問題をSRHRは包含していることが想像できると思います。
皆さんの周りにも違和感を抱くことはないでしょうか?自分を取り巻く環境だけでなく、普段のニュースなどを見ていて「なんで?」となることはないでしょうか?
もし、本記事を読んで新たなことを考えるようになった、知識が増えたなどなったらうれしいです。
大学も始まって充実した日々を送っています!オタ活も楽しんでます✌
さて今回は「性と生殖に関する健康と権利:SRHR Sexual and Reproductive health and Rights」について共有させていただきたいと思います。
そもそもこの言葉を聞いたことがあるでしょうか?
私がこの権利について考え始めたきっかけは、高校の宗教の授業です。あの日のことは強烈に覚えています。(ここから次の余白までは飛ばしてもらって大丈夫です。)
まだカーディガンを羽織る季節だったでしょうか、私は高校3年生でした。めったに遅れない生理、むしろ短いスパンでくることに悩まされることもあった、そんな私が生理の遅れに焦りを感じていた朝でした(お恥ずかしいですが察してください…)。さすがは母です。すぐに私の異変に気付き、登校前から叱責されました。当たり前です。遅れ始めた初日からの感情は複雑で、夜も眠れない、50分の授業もかろうじて集中できるかという日々を過ごしていました。
そんな時、宗教の授業では珍しく映画が観れるホールに集まるように指示されました。ホールに着いた途端に配られたレジュメには「中絶はしてはいけません」という文章。授業が始まる前から気持ちはザワザワしていました。
授業で鑑賞した映画は、中絶反対派により作成されたものでした。中絶手術(掻爬法)により、胎内でぐちゃぐちゃにされた胎児の映像や、画像は未だに覚えています。鑑賞中はひたすらに手で目を覆い、ごめんなさい、と心の中で言い続けました。授業後、お手洗いに行って生理が来たことに安堵し、友人に泣きつきました。
ここまで長いエピソードを読んでくださった方には感謝です。
さて、この一連の流れがあり、私がたどり着いたサイトは「#なんでないのプロジェクト」というものでした。そこには、日本にはない女性が主体的に取り組める避妊方法や世界の性の事情が紹介されていました。(これはまた別の機会に…)
なんで日本にはないの?こんなの学校でちゃんと教えてもらってない。保健の授業って誰のためになってたの?
という憤りのようなものが湧いてきました。インターネットの普及により、誰もが簡単に手に入る時代で「しなければいいじゃん」という意見はもう通用しないと思っています(自分を正当化するようにも見えるかもしれませんが)。
ここまで長かったですが、私が何を言いたいかと言いますと、日本は「性と生殖に関する健康と権利」がおろそかになっているということです。特に女性に対しては。権利が、です。
セクシャル・ヘルス:自分の「性」に関することについて、心身ともに満たされて幸せを感じられ、またその状態を社会的にも認められていること。
リプロダクティブ・ヘルス:妊娠したい人、妊娠したくない人、産む・産まないに興味も関心もない人、アセクシャルな人問わず、心身ともに満たされ健康にいられること。
セクシュアル・ライツ:セクシュアリティ「性」を、自分で決められる権利。自分の愛する人、自分のプライバシー、自分の性的な快楽、自分の性の在り方(男か女かそのどちらでもないか)を自分で決められる権利。
リプロダクティブ・ライツ:産むか産まないか、いつ・何人子どもを持つかを自分で決める権利。妊娠、出産、中絶について十分な情報を得られ、「生殖」に関するすべてのことを自分で決められる権利。
参考:JOICFP
SRHRの内容を見ると、自分の人生と切り離せないことがわかりますよね?
家族計画や妊娠、出産、性的同意、性暴力、DV、LGBTQ+(SOGI)、ジェンダー、性感染症などなど様々な事柄や問題をSRHRは包含していることが想像できると思います。
皆さんの周りにも違和感を抱くことはないでしょうか?自分を取り巻く環境だけでなく、普段のニュースなどを見ていて「なんで?」となることはないでしょうか?
もし、本記事を読んで新たなことを考えるようになった、知識が増えたなどなったらうれしいです。
「#なんでないのプロジェクト」初めて知りました!
避妊といえばピルというイメージがありますが、海外では他にも沢山の選択肢があることに、驚きました。複数の選択肢があることだけでも、配慮を感じますね。
ムワンガさんの記事から初めて知ることが沢山あります🙇♀️次も楽しみにしています✨😊
コメントありがとうございます!
そうですね、日本の女性ができる避妊といえば低用量ピルやIUDしかパッと思い浮かびませんね…。しかし、海外ではユースクリニックがあったり、低用量ピルが(学生には)無料に近い金額で手に入れられたりと、権利がしっかり守られているんです。
初めてのことがあって嬉しいです!これからもよろしくお願いします☻