まあ、どうでもいっか

満員電車に乗っていると、いつも思う。今隣で僕とおじさんに挟まれているお兄さんと今後すれ違うことはあるのだろうか。いや、何度もすれ違っているのだろうか。もしかしたら、昨日同じ居酒屋にいたかもしれないし、先日なかなかトイレから出てこなくて僕を待たしていた悪の張本人かもしれない。でも、その後にいつも思うのである。


”まあ、どうでもいっか”


今、となりにいるお兄さんがいようがいまいが、僕の人生はきっとなにも変わらないし、僕がいようがいまいが隣のお兄さんは、同じ時間にトイレに行き、同じ個所を蚊に刺され、同じタイミングでカレーをこぼしているだろう。きっと。


この地球上のほぼほぼみんなが、僕がいよういまいが変わらない生活を送るだろう。そう。僕もあなたもいようがいまいが、この世界は変わらない。


どうせ、変わらないんだからさ、自分だけでもやりたいようにやろうよ。あなたが嫌なことをやろうが、好きなことをやろうがどうせこの世界は変わらない。


僕はやりたいことをやる。


あなたもやりたいことがあるならやればいいじゃん。この世界はなにも変わらないんだし。


まぁ、どうでもいっか。


僕には関係の無いおはなしだもの。

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