みなさん、こんにちはこんばんは。
今日、12年の野球人生で初めて甲子園に行って久しぶりに興奮している江川です。
今日の甲子園の2試合目星稜vs智辯和歌山でこんな出来事がありました。
試合終盤、星稜のピッチャーでエースの奥川くんが足をつってしまいます。
すると、奥川くんが足を気にする姿を見た智辯和歌山の黒川くんが、熱中症対策で自身飲んでいる粉末状のサプリメントを星稜のショート内山くんづてに渡していたのです。
奥川くんと黒川くんは世代別の日本代表に選ばれていて、共に尊敬し合う間柄で、結局試合は星稜が勝利したのですが、試合後、黒川くんは
「どちらも日本一を目指していて、自分も本気だから奥川も一番いい状態で、本気で戦いたかった」
と語っていました。
一方の奥川くんも
「黒川のおかげで本気で投げることができた。足をつっていた方がいいはずなのに」
「こういうところが智辯和歌山の強さなんだと感じた」
と言っています。
まさに"敵に塩を送る"という話ですが、とてもホッコリするいい話ですよね!
このご時世、
「足をつっていたのに投げさせるのなんておかしい」
なんていうような言葉もたくさん出て来そうで、最近のスポーツ(特に高校野球の球数制限の問題など)においては、悪いイメージの方に流れてしまいがちですが、
今回の話は、
足がつっても続投した状況が無ければ生まれなかったかもしれない!
とも考えられて、そういう意味ではいいなと思ってしまいます。
(自分はどちらかというと古いタイプの人間かもしれません笑)
みなさんは最近もちろんこのような難しい状況でなくてもですが、
思いやりや細かい気遣いができていますか?
例えば、電車で年配の方に席を譲るなどいろいろなことができると思います。
よく
"運を得るために、落ちているゴミを拾う"
などもあると思いますが、
他人に与えた恩は何かしらの形で、必ず自分に戻ってくると思います。
普段から大したことでなくても気配りや気遣いで相手を助けられるとやっぱり嬉しいですよね!!