今年の振り返りと来年に向けて。

2020年4月、私は大学生になった。3月に思い描いていたものとは全く違う形で、だ。本来なら毎日眠らないように気をつけながら電車に揺られて、最寄りに着いたら友達と合流して喋りながら大学に向かい、自分が学びたかったことを好きに学べるそんな日常を過ごしていたと思う。しかし、私が過ごした1年は一日中パソコンと向き合い、たった一人で淡々と課題をこなす日々だった。友だちもいない頼れる先輩もいないそんな大学1年生を過ごした今思うことを、思いついたままに書いていこうと思う。


まず頑張ったことは、1年間オンライン授業だけだった中でも自分ができる勉強をやり続けたことだ。オンライン授業だったからこそ、移動時間分の空き時間ができ、やりたいことが出来る時間になった。

正直、大学一年生の私には大学の講義が対面の方がいいのかオンラインの方がいいのか分からない。オンライン授業しか受けたことがないからだ。しかし、高校までの対面授業を経験して何かが足りない感覚があった。次第にそれは焦りに変わり、自分で勉強しなければいけないという意識になっていった。今まで受動的に授業を受けて勉強した気になっていた自分にとってこれは大きな変化だった。地域図書館で学びたい分野の本を借りて自分なりに勉強した時間はきっと無駄ではないと思う。


反省点は、優先順位がつけられていなかったことだ。やらなければいけないことと自分のやりたいことの順位はもちろん、細かな期限の順番などを意識出来ていなかったなと思う。期限があとの課題からやり始めて、機嫌が迫っている課題を焦って終わらせることが少なくなかった。また、大学での勉強と自主学習の優先度も逆転する場面があった。自分の興味のあることに意欲的に動くことは悪いことではないが、やらなければいけないことを後回しにしてしまうのはやめなければいけないなと反省している。 


来年は、大学に通って授業を受けているはずなので今よりも時間の使い方が大切になってくると思う。移動時間や空きコマの時間などを無駄にせずに過ごして、今年よりもたくさんのことを吸収する年にしたい。