こんにちは。
学生団体CANsです。
今日はCANsの活動の背景についてお話していきたいと思います!
学生団体CANsは、2016年5月に、新潟大学の学生5名でスタートした団体です。
CANsの活動は、子どもの自己認識の形成における一つの仮説を起点に始まりました。
内閣府のデータからみる日本の子どもたちの現状
現状、日本の子どもたちは、世界の他の国々と比較して、自分自身に満足している人が少ないと言われています。

http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html
(内閣府HP 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~ より抜粋)
図表1のデータからも、日本の子どもたちの自分自身に対する満足度の低さが伺えます。
では、自分に対する自信は、どのような場面で芽生えるのでしょうか。
子どもたちの自己認識の形成に寄与するもの
「勉強ができる」「運動神経がいい」「(容姿が)かわいい、かっこいい」
-学校生活の中で、自分自身や友達が、このように褒められることはありませんでしたか?
子どもの時に自己認識を形成する上では、こういった限られた相対的な評価軸が大きな意味を持っているのではないでしょうか。
そうだとすれば、「頭がいい」「スポーツが得意」という人の方が、自信をもってやりたいことを選択することができるかもしれません。
逆にいえば、そのような”武器”を持たない人は、自分に自信を持ちにくい。
そして、自分のやりたいことがあったとしても、そのことに素直に挑戦することができないのかもしれません。
そこで、私たちは「初めて逆上がりができた瞬間」を作りたいと考えました。
他の人と比べるのではなく、自分で挑戦して、「できた!」と感じられること。
そんな絶対的な達成経験があれば、相対軸にとらわれずに、自分に自信を持つことができるのではないでしょうか。
これが、私たちが最初に考えた仮説です。

このような考えのもとで、CANsはスタートし、前回紹介したような理念やミッションが整えられ、成長してきました。
初めは5名だったメンバーも現在は40名程度に増え、年間の企画回数や参加者も増加してきています!
次回からは、具体的な企画の内容についてお話していきたいと思います!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。