こんにちは!CLOVERのいぶきです!今回私のCLOVERへの思いを書こうと思います!
何かサークルをやりたいけど、どこがいいかわからない。、まあ、やめたくなったらやめればいいや…。こんなひどくいい加減な気持ちから始めたCLOVERでしたが、辞めずに早2年…。気づけば最上級生になってました。私が辞めなかったのはCLOVERの魅力のおかげだと思います。
そこで今回はCLOVERの魅力を活動と雰囲気の点から語ろうと思います。
まずは活動について!
唐突ですが、私は高校時代、世界史が大好きでした。特に大国同士の争い、同盟、駆け引き、そういったものにストーリー性を感じ惹かれていました。大学に入ると国際関係や国際政治に興味を持ち、勉強しました。そういった中で、私は、そこにはたくさんの人間の営みがあり、必死に生きている人が今この瞬間もいる、そういった事実を置き去りにしていたと思います。極論、国家を運営するには多少の犠牲もやむを得ない、全ての人間の幸せなど理想論である、私はそう考えてきました。歴史に関してもそうです。長い人類の歴史は、一人ひとりの生身の人間から成り立っているということを、忘れていました。
自分の浅はかさを痛感させられたのは初めて面会に行ったときです。
アクリルガラスで仕切られた狭い面会室で、被収容者さんを待っているとき、難民問題を初めて現実だと感じました。紙面上の情報とは違った、生々しい現実を目の当たりにし、ひどく緊張したのを覚えています。最初の面会は緊張してどんな話をしたのか、あまり覚えていません。ただ、その時私は本当に面会に行ってよかったと思いました。日本の制度の下、収容され、苦しんでいる人が現実にいる。そういった、知っていたけど他人事だと思っていた事実を、現実のことだと認識できたことが本当に良かったと思いました。と、同時に私が今まで他人事とし、多少の犠牲は必要であると切り捨ててきた人々の重みが一気にのしかかってきました。
2回目の面会の時、被収容者さんに何を大学で学んでいるか、尋ねられました。私は自分の、そういった無関心さを見透かされそうで、恥ずかしくなりました。もし、じゃあこの現状を君はどう思う?どう解決したらいい?こういった問いかけをされても、どこか他人事と思いながら表面上の知識だけ学んでいる私は自分の考えを示せない、そう思いました。そしてこれからは、自分の学びに胸をはれるようになろう、そう決意しました。面会活動は、私にとって学び、そして大げさに言えば世界の見方を変えてくれたものです。こうした生の体験ができるのがCLOVERの魅力だと思います。
次に雰囲気についてです。
私は去年、活動にほとんど参加できませんでした。それでもたまに参加すると、いつもと変わらずに私を受け止めてくれるみんながいました。これが私が辞めなかった大きな理由だと思います。みんなの働きぶり、みんなの優しさ、そういうものをありありと感じられたおかげで私は、いつかこの団体に貢献しよう、いつかみんなに恩返しをしようと思えました。信頼でき、また自分を信頼してくれる仲間がいるという事実で、私は活動に参加できなかった時期もCLOVERを辞めることなく、今に至れました。
こうして書いていると、たくさんのCLOVERへの思いを自分も再確認できて、うれしいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。