「経営企画→人事→営業企画」バックオフィサーとしての今までとこれから。

こんにちは!CINCでは営業企画を担当しているAyako.Sです。

社内の産休・育休取得第一号で、今は1歳の息子がいるワーママをやっています。

育児と仕事の両立、についても記事をかけたらとも思っていますが、今回は新卒から28歳の今までの約7年間のバックオフィスとしてのキャリアについてお話させて頂きます!

こちらの記事も是非御覧ください

入社と同時に妊娠!産休&育休第一号!CINCで叶える女性の働き方#CINCで働く|Ayako.S
https://www.wantedly.com/companies/www-cinc-j-co/post_articles/154589

「売上に直結しない自分の仕事は、本当に意味があるの?」 新卒で抱えた悩み。

新卒では経営企画部に所属し、全社の改善業務や新規事業の立案や分析を担当をしていました。

今となっては社員から見たら花形の楽しい仕事だったと思いますが、当時の私にとっては苦痛でした。

売上をあげられるわけでもない。お客さんにありがとうと言われるわけでもない。

成約報告を上げている営業の同期が輝いて見える。

毎日データと向き合い、コツコツと分析をする毎日に、このままでスキルアップができるのかと不安を感じていました。

今思えば自分の仕事の目標や軸を持っていなかったので、わかりやすく成果としてあらわれる数字を求めてしまっていたのだと思います。

自分の仕事の意義を見出せないまま、なんとなく逃げるように転職したのを覚えています。

目まぐるしい日々の中で得たスキルと、楽しさに気づいた瞬間。

そこからITベンチャーの人事に転職し、未経験から人事全般の実務経験を積みました。面接官や説明会の司会をしながら、日程調整等の事務作業、選考中の方々のクロージングに加え、フローの改善やKPI管理をしつつ企画業務も進める。さらに、月最低10名はいる新入社員の方々の入社対応や全社向けの労務手続きも対応していました。

当時は死に物狂いだったので気づかなかったのですが、短期間でかなり貴重な経験をさせてもらったと思っています。

そこから妊娠を機にCINCへ転職し、産休前に採用管理ツール導入を任せてもらいました。この仕事をきっかけに、私は今後のキャリアが明確になったと思っています。

前職で同じツールを使用しており、移管業務も経験したことがあったので苦ではありませんでした。ツール選定時のプレゼンから始まり、WBSを引き、担当者に指示をし、その後のフォローをしながら、面接官たちへの説明会を実施し、導入後もエラー対応などをする。

スムーズにことが進み、あまり自分の成果だと思えなかったのが正直なところだったのですが、導入後周囲のメンバーから私の成果だと褒めてもらえました。

その時に、今までのキャリアは無駄ではなかったこと、管理部門の仕事の楽しさに気づいたのです。



仕事をしやすい環境をつくる仕事って、すごく気持ちいい。

人事メンバーや面接官から感謝されたのももちろんうれしかったのですが、何よりも気持ちよかったのは、それによって人事業務が何十倍にも楽になったこと。

それまでの人事の管理状態にもやもやしていました。もっと効率化が出来れば、メンバーの貴重な時間とスキルを他の業務にあてることができるのに、と日々思っていました。

すべての会社のバックサイドに共通するのは、会社に存在する課題を解決し、より生産性の高い組織をつくることだと思っています。

売上に直結しなくても、効率的な運用ができるようになれば、それはつまり利益向上につながります。そういった形で貢献する価値と楽しさに気づくことができました。

ベンチャーのバックオフィスは、「新たに作れる自由」が無限にある。

こういう改善や新規実行がものすごいスピードとボリュームでできるのはベンチャーならではだと思います。

ゼロから考えて実行するのはものすごくパワーが必要ですが、終わったあとはものすごい達成感があります。あ、

さらに、その余韻に浸る暇もなく、次の課題を見つけて、気づいたらまた進んでいて、動いているうちは辛さもありますが、やりがいは大きいです。

今は、営業企画という領域に未経験から飛び込ませてもらいました。まずは今の仕事で成果を出すのが当たり前と思っていますが、ここでパフォーマンスを上げられたら、次のステップとして、また違う領域にチャレンジしたいと考えています。





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