こんにちは。 記事の投稿の仕方にも慣れてきたクロッカスの本田です。セミが地元で泣き出し、いよいよ夏という感じで少しテンションが上がっている今日この頃です。
今日は精神的につらい立場にある人の話の聞き方についてお話したいと思います。
今回は子どもに限らず、大人相手でも心掛けていることを述べます。
精神的につらい人ってどんな人を想像しますか?ケースにもよりますが、僕は何らかの理由で抜け出したくても抜け出せないような状況にいる人と認識しています。
こういった状況に陥っている人の話を聞くときは出来るだけ、相手のトーンに合わせて聞くようにしています。基本的には相手の話を引き出すところから始めます。次に、「何が困っているのか?何に引っかかっているのか?」と尋ねます。(その箇所に気づけている人は大体、突破口を自分で見つけている人ですが...。)いくつかの質問を繰り返し、最後にその人の長所や悩んでいるポイントに焦点を当て、プラスの思考になるように言葉をかけます。「大丈夫。必ず、何とかなる。」などと、その状況の突破口を確信させるように力づけます。大体、その日のうちに解決できるのはほとんどあり得ません。だから、定期的に話を聞くように心がけています。
要約すると
話を聞く→悩んでいる課題の見方を変えるように促す→必ず、その状況が終わると確信させる→繰り返す
これが僕の精神的につらい立場にある人の話の聞き方です。
子どもの場合は自分の痛みや辛さ、自分の喜びやうれしいことの把握が発達段階ということはよくあります。自己肯定感の低い傾向にある子どもの場合ならなおさらです。そして、これは大人も同様です。
今日は自分の支援の基本スタイルについてお話させていただきました。読んで下った方々、ありがとうございました!