こんにちは!
今回の記事では昨年の「もう一つの放課後探しプロジェクト(通称:放プロ)」で実際に行われた中高生の思いがつまった素敵な企画を3つ紹介します!
さてさて、どんな企画があったのかさっそく見ていきましょう~👀
①おせちイベント
この企画は高校1年生の女の子がテレビで 「日本にきても日本人と関われない、言葉の壁があり、辛い思いをして自殺してしまう人がいる。」という日本に住む外国人たちの事実を知ったことから始まりました。
「外国人に日本の良さを知ってもらいたい!」、「日本人でも自分たちの文化を良く知らない…」、そこで日本文化を使った日本人と外国人の交流の場を作ろうとしたのですが、日本文化と一口に言っても様々です。みんなで頭を悩ませていました…。
そんな時、企画者の姉から「一緒に食べ物を作って食べることをした方が打ち解けやすい空間を作れるよ!」とアドバイスを受け、時期と日本文化を伝えるということを考慮した上でおせちイベントになりました🗾
そこからは参加者数や会場を決めることでイベントの規模を、作る料理や量を決めることで予算をあらかじめ出し、企画当日までこつこつと準備を進めていきました~!
↓日本語と英語で作成したおせち料理のレシピ
おせちイベントには日本、韓国、中国、スリランカ、カナダの5ヵ国、計20人の方が参加してくれました🏁
事前に考えてあったグループに分かれて、レシピを見ながら協力しておせち料理を作りました✨動画や写真を撮ったり、お話したりしながら、楽しい時間を過ごしました(*^^)
料理ができると、写真のように大皿に盛り付け、自分の好きなものをとって自分だけのおせちプレートを作りました🥄
それから、参加者さんの号令で「いただきます!」をしました。料理はどれも美味しく、幸せそうな笑顔がたくさん見られました(*^^*)
みんなで「ごちそうさま!」をした後、そのまま解散するかと思われましたが、参加者さんが自ら食器を洗って片付けをしてくれました😊素敵な空間!
参加者さんからは、「言葉が全く喋れないから海外の人と接するのは苦手だけれど、怖がらなくても大丈夫なんだと思いました!」「日本人だけど、おせちに込められた意味を全く知らなかったので、自国の文化を知ることが出来て良かったです!」などの声をいただき、嬉しく思いました(^^)
↓実際に参加者さんと作ったおせち料理
↓参加者さんとの集合写真📷
企画者の高校生が「自分が作りたかった空間を作ることができた」と言ってくれて、本当にうれしかったです😊そして、自分のやりたいことを声に出すことの大切さや、放プロを通して自分の中に起こった変化を感じたようで、カゴメンとしてとても嬉しかったです。素敵な会だったなあ。ほっこり。
②もっとほっとパーティー
もっとほっとパーティーは、3年前から放プロに参加してくれているEDMが大好きな高校生の男の子が、音楽を聴きながらみんなでご飯を食べたり、ボードゲームで遊んだりして、「もっと仲良くなりたい!」という思いから生まれた企画です🎶
企画ミーティングは月に1、2回程度、主に新静岡セノバのフードコートで行いました。パーティーを開催するにあたって、いつ・どこで・どんなパーティーにしたいか、みんなが楽しんでくれるにはどんなゲームを用意したらいいのか、などを中心に中高生とカゴメンで話し合いを重ねました(*^^*)
また、DJをやりたいという思いがあったためパソコンに彼の好きな曲を入れ、それを解析するということも進めていきました💻
本番は静岡市青少年研修センターの会議室で実施され、企画を主催した高校生、カゴメン10人、YECのOG1人の計12人で会が開かれました!
企画の名前の由来にもなった、ほっともっとのオードブル、お菓子、ケンタッキーやドーナツを持ってきてくれたカゴメンもいて、とても豪華なパーティーになりました🍩🍗🍪
↓実際にみんなで食べたオードブル
また、イントロクイズやボードゲームをみんなで楽しみ、笑顔が溢れて、より仲良くなれた素敵な時間でした😊
最後には、彼がDJを披露してくれ、みんなが「すごい!」と驚いている様子や彼の楽しそうな姿が印象的でした。主催した高校生が本当に音楽が好きなんだという思いが伝わってきました(*^^*)
↓主催者の高校生がDJを披露している様子
会の具体的なタイムテーブルは決めず、その場の雰囲気に合わせ、次に何をするかをみんなで決めました。自由な雰囲気でみんながリラックスできていて、とても楽しい時間となりました✨
↓参加者みんなで撮った集合写真📷
③ファッションショー(Unique Personality Fashion Festival)
この企画は過去のもうひとつの放課後探しプロジェクトのファッションショーの企画にモデルとして参加した高校生が、「誰もが個性を活かし、輝くことができるチャンスを作りたい!」という思いから誕生した企画です👗
企画ミーティングでは、まずイベントの開催までにどんな準備が必要かをリスト化し、リスト化されたものに優先順位をつけてミーティングを進めていきました。会場の下見や予約、協賛・衣装協力してくださるお店への協力依頼はなかなかできない貴重な体験でした✨
モデル募集、ファッションショー本番のチラシは企画者の高校生自身が作ってくれました(*^^*)モデルには、企画した高校生の友達から過去の参加者、モデル経験のある一般の方まで約20名の方が応募してくれました!
当日のヘアメイクは池田美容学校さんの生徒さんにご協力頂き、本番当日までに、モデルさんの衣装に合ったヘアメイクを考えてくださいました。 また、会場を盛り上げるためにダンススタジオのgrand-Gee-groovyさんにもご協力頂きました。企画当日のタイムテーブルやレッドカーペットの歩き方も高校生自身が考え、彼女の思い描くショーにできるよう、話し合いを進めました😊
↓企画者の高校生が作ってくれたチラシ
2020年2月22日、約半年間準備を経て、ファッションショー当日を迎えました。
開場まで、多くの準備がありましたが、当日スタッフや企画者の高校生自身がモデルさん達への指示を積極的に行い、予定通りファッションショーを開催することができました!
ショー本番中はモデルさんがレッドカーペット上を歩く姿がとても輝いていました✨
高校生の企画への思いが実際に表れていた瞬間でした(*^^*)
またモデルさん達からも「楽しかった!」、「貴重な体験ができた!」、「いい思い出になった!!」などの言葉をたくさんかけてもらいました👚
企画本番まで様々な準備をして、その中でうまくいかないことや悩んだこともありましたが、沢山の方のご協力をいただき、無事本番を終えることができました!
↓モデルの皆さんの集合写真📷
今回で放プロ4回目のファッションショーでした✨
本当にたくさんの人のご協力があって、ここまで続けることができました。1人の高校生の思いから始まり、たくさんの人のご協力をいただけたことに感謝でいっぱいです😊
ファッションショーを開催する上で、大変なこと、悩むこともたくさんありましたが、最後に、参加してくれた高校生が笑顔で、「ファッションショーできて本当に良かったです!」と、声をかけてくれたのが何より嬉しかったです(*^^*)
今回の記事はここまで!
最後まで読んでくれてありがとうございます😊
記事を書いているうちにたくさんの思い出がよみがえってきてほっこり。どれもほんとうに企画した中高生の思いがあふれていて素敵な会だったなあ。。。
第2弾のの放プロの企画紹介もお楽しみにしていてくださいね~(*^^*)