(English version will be at the end of the page.)
Epoch所属の樫原です。
今回はインタビュー記事第二弾！
留学生をホストする人にお話を聞いてきたので、みなさんにシェアしたいと思います。
James Zwickさんは先週の記事
「【アメリカ留学記】vol.11 インタビュー①ユタ州の日本人留学生https://pando.life/epoch/article/22522」で
インタビューに答えてくれた出川くんのホストファザーです。
出会った人みんなが彼の友人になると言っていた人もいるほど
その人柄の良さには毎回驚いてしまいます。
そんな彼に以下、4つのお話をしてもらいました。
- バックグラウンドと仕事
- ホームステイのホストをすること
- ホストをする上で大切にしていること
- 留学を考えている人へのメッセージ
では、一つずつ見ていきましょう！
1.バックグラウンドと仕事
Jamesさんはメキシコ出身で、小さい頃は
フレンチスクール(フランス語で授業が行われる学校)に通っていたそうです。
その後、ご両親が「英語も喋れないといけない」と考え
親戚がいる、このソルトレイクシティに9歳の彼を送り出したそうです。
すっかりソルトレイクシティが気に入った彼は
それからずっとソルトレイクシティで生活をしています。
そのためJamesさんはスペイン語、英語、フランス語話者！
ホームステイをする留学生に英語だけでなく
簡単なスペイン語やフランス語も教えてあげているみたいです。
スポーツプロモーションの仕事をしているJamesさんは、
様々なスポーツイベントを開催しています。
警察署との連携、看護師の手配、コース決め、マーケティングなどなど…
様々な仕事をこなすため、とても大変なはずなのですが
彼はとても楽しそうに仕事内容を教えてくれました。
留学生のホストをしているため、そこからも収入はありますが、
彼はきっぱりと「ホスティングは仕事じゃない！！」と話していました。
この発言からも、彼の人柄の良さが滲み出ています。
2. ホームステイのホストをすること
Jamesさんはどのような経緯でホストをすることになったのでしょうか。
実は、ある女性が彼にホームステイの組織を紹介してくれたのが始まり。
それから10年以上、計30人以上の留学生をホストしてきたそうです。
彼が長年ホストを続けてきた理由として、
留学生たちの成長を見るのが楽しいということを挙げてくれました。
料理やアクティビティを通してたくさんコミュニケーションをとったり、
留学生によっては毎日、本の音読をして一緒に勉強したりもするそう。
こうした日々の生活の中で、英語はもちろんですが、
人としての成長も見られるのかもしれませんね。
3. ホストをする上で大切にしていること
多くの留学生をホスティングしてきたJamesさんが心がけていること、
それは自分がすることに留学生を巻き込むこと。
これを聞いて「え！？」と思う方もいるかもしれませんが、
これはとても大切なことのようです。
ハイキングやサイクリングなどのアクテビティをしたり、
料理をしたり、友人とのディナーに行ったりなど
多くのことに留学生が関わることで、
英語を喋る機会や現地の人と交流する機会が必然的に増えます。
それがどれだけ留学生にとって貴重な経験となるかは
皆さんも容易に想像できますよね。
また、英語話者と多くの時間を過ごし、コミュニケーションをとっていることが
留学生の自信につながることも大きなポイントです。
4. 留学を考えている人へのメッセージ
最後に、留学をしたいと思っている人、これから留学をする予定の人たちに
メッセージをいただきました。
「まずは誰にでも心を開き、質問したり会話をしたりすることを心がけて欲しい。」
コミュニケーションが一つの鍵となる留学生活では
殻に閉じこもっていては学べることも減ってしまいます。
まずは身近な人にでも自分の考えや気持ちを伝えてみることから
始めるのもいいかもしれません。
また、留学先の文化を学び、できるだけ多くの場所に訪れることも大切とのこと。
せっかくの留学です。勉強はもちろん大切ですが、
その地域でしか経験できないことを楽しむことも大事です。
最後に、現地の人と友達になることも忘れてはいけないとのことです。
世界中から集まった留学生同士で交流を深めるのも
自分の視野を広げるという意味でも重要ですが
やはり、現地の友達を持つことでしか味わえない体験もたくさんあります。
何より、母語話者と会話をすることはとてもいい英語の練習になります。
以上、Jamesさんのインタビューでした。
皆さんが心に残ったメッセージはありましたか？
今後は、語学学校の先生や現地大学生にもインタビューをしたいと考えています。
お楽しみに！
学生団体Epoch 同志社大学 樫原佑実
(Abridged version in English)
Hi, it's Yumi.
I interviewed someone who has been a host family for about 10 years.
Today, I want to share this interview with you.
James Zwick, was born in Mexico City and moved to Utah when he was nine years old.
He does sports promotion (holding sports events) for a living.
Over the years he has hosted over 30 international students.
Students' growth in terms of English skills and growth as a person make him continue to want to be a host family.
He has tried to involve students in what he does which helps them have more opportunities to interact with local people and speak English.
For example, he often cooks and goes hiking and cycling with his students.
For those who are considering studying abroad, he says, "Keep an open mind, ask questions, and have conversations."
Experiencing new culture and visiting many places as much as you can is important when you are newly in a foreign country.
Last but not least, making local friends is also essential when you study abroad.
Thank you for reading.
I'd be happy if you leave a comment or give me like！
Yumi
