学生団体Epoch代表の川端です。
皆さんコロナ期間をどのように過ごされているでしょうか?
TOEICの勉強、筋トレや漫画の一気読みなど時間の使い方は人それぞれあっていいと思います。
コロナが落ち着いたらみんなコロナ期間何してたかビールでも飲みながら話してみたいですね笑
では、そんな僕自身は何をしているかと言うと普段のEpochの活動を離れ、オンライン上での様々な課外活動に参加させていただいておりました。
今回はその活動のうちの一つを紹介しようと思います。
それはCFFジャパンというNPO法人の支援活動です。
この春僕は海外ボランティアでフィリピンへ行きました。そのキャンプの素晴らしさは以前こちらの記事に書いたとおりです。
そしてPandoでもよく記事にあげていた新歓チャリティフェスを開催しCFFに寄付しようと考えていたのですがそれもコロナでままならず、、。
当時はコロナがここまで長引くとは全く想像していなかったのでそれでも夏頃にやって寄付すればいいか、くらいに考えていました。
海外ボランティアなどこの世界情勢で行えるわけがありません。そうなると年間収入の8割を参加費で賄っているCFFは立ち行かなくなります。
実際、20年以上スタディーツアーと呼ばれるものを開催してきたマイチケットという会社はコロナ倒産をしました。
CFFジャパンも他人事ではなく25年の歴史があろうが、来春もキャンプができなければ倒産と言われています。
5月初旬支援に乗り出す
僕は事務局にインターンしているわけでもなく組織運営という観点からは完全に外部の人間で、イベント企画などが僕の得意分野なので出来ることは限られそうでしたが、自分にもできることがあると思い全国の過去参加者に声をかけ支援活動をはじめました。
目標は、過去参加者が僕のように自発的な支援活動に動くムーブメントを作ることです。
そのムーブメントの起点を作るのが僕がすべきと考えたことです。
まず初めに多目的サイトを作りました。
CFFキャンパー特設応援サイト
自分の参加回や他の過去参加者15名に応援メッセージを書いてもらい、総数1万字を超える応援メッセージを掲載したり、職員への応援メッセージを送れるフォームを用意しました。
サイトの作成自体に手間がかかったとかの話は割愛します(笑)
すると、このサイトを見た、面識もない一年前に参加したという長野県の女の子から私も協力したいと話が来ました。
聞けばその子はLINEスタンプを作った経験があるとのこと。
そこで事務局にも許可を取り、チャリティのLINEスタンプを作ることにしました。
制作チームの士気は極めてたかく僅か2週間で様々な調整もおえて完成させることができました。あのスピード感は見ていて気持ちよかったですね。
やっぱりトラブルは起きる
満を辞して公認スタンプとして発売する予定だったのですが、なんと発売三日前になっての公認取り消しの大事件が起こります。
それは組織のいろいろな事情があるので仕方のないことですが、CFF初の公認として出せると皆意気込んでいたので無念でした。
企画を主導していた僕としても本当に申し訳なく発売は期限を決めず延期になります。
そんな中やっと発売が決まりました。
そして発売開始すぐ、制作チームの子からLINEが来ました。
見た瞬間思わず泣きそうになりました。
公式SNSでの告知もできないため当初より販売は伸びないと思います。ですが、そんなことはもはや二の次です。
“この子達と一緒にこの企画をやって良かった”
そう心から思えているのですから。
人によっては結果重視の人もいると思いますが、僕にとっては
“何をやったか”より“誰とやったか”
が大切なんだなと感じました。
次々とビジネスマインドで新企画を提案しては実行していく人の元には色々な意見が来ます。
ですが、誰かのためになることであれば必ず思いに共感し、協力してくれる人は現れます。
一番辛いのはせっかく協力してくれた人たちに迷惑をかけてしまうことです。
けれども迷惑をかけないような単純なものは「結果」も大したことないです。いろんな苦難を乗り越えた先に素晴らしい「結果」が待っていると幾多の経験から学びました。
今回僕の企画を助けてくれたスタンプ制作チームの一人のメッセージをここに引用します(涙ものです😭)
私がCFFに参加したのは、大学1年の3月。参加してから気づけば一年以上が経っていました。あの9日間は今でも私の大切な思い出です。
ただ、あれから私は何かに挑戦出来ていたのか、変われたのかと聞かれれば、自信を持って頷くことが出来ません。
今回、スタンプ制作に声をかけてもらったことは忘れかけていた気持ちを思い出すきっかけになりました。
スタンプを作るにあたり、1年ぶりに毎日書き込んだメモと帰国後にまとめたノートを読み直しました。
感情が巡り巡った9日間、たくさんの愛を感じた9日間、17人の大切な仲間に出会えた9日間、自分のことを少しは好きになれた9日間。忘れかけていたことを一気に思い出して涙が出てきました。
同時にこんなにも大切なことを忘れかけていた自分に驚きました。この気持ちを忘れたくない、と思っていたはずなのに、忘れかけていた自分がいました。
変わりたい、変わる、と決意したあの日から何か変われたのか
今回のスタンプ制作は私に改めてCFFについて考えるチャンスをくれました。基本的になんでもめんどくさいなぁと、思ってしまう私は今回の件も一瞬そう思ってしまいました。
でも、今は本当に挑戦してよかった、声をかけてくれたこうへいたちには感謝の思いでいっぱいです。ありがとう。
また、私の周りにはこんなにも応援してくれたり、一緒に考えてくれる仲間がいることにも改めて気づかされました。
私のように、CFFに参加した後に直接CFFに関わることから離れた人もいるのではないでしょうか。
活躍している仲間を見て、ただ凄いなぁと思ったり、成長していく仲間をみて、劣等感をどこかで感じる毎日でした。時間はかかったけれど、私もあの時の思いを胸に自信を持てる自分になりたいと思います。
今回のスタンプが、CFFでの感情を思い出すきっかけになったり、くすっと笑うことで日常にCFFを取り入れるきっかけになってくれればいいなと思います。誰かの頑張るきっかけに、まずは、自分の頑張るきっかけにしたいと思います!
技術がない分、思いはたくさん込めました!
私はCFFを通して、こんなにも成長したんだよ!という姿を私に沢山の愛をくれたpst37の皆に見て貰えるように、まずは目の前に待っている就職活動に挑みたいと思います。
スタンプは一個購入で約30円の寄付金にあたります。たった30円かもしれない、でも、その思いはその行動は大切な一歩で、とても素敵なことだと私は思います。
このスタンプが誰かの一歩を踏み出すきっかけになりますように。
LINEスタンプだけではありません、同じ参加回の子がこれに続いてバースデードネーションという海外ではメジャーな誕生日に行う寄付イベントを企画し寄付を募ってすでに5万円近くを集めています。
今静かに起きつつあるムーブメントは事業継続の観点からはまだまだかもしれません。
ですが、着実に流れは良い方向へと動いてます。少しでも自分が協力できていると思うと嬉しい限りです。
今後もさらにこのムーブメントを大きなものにしていきたいと考えています。
今回の企画では千葉、長野、奈良、福岡、鹿児島の子たちが中心となり「今の自分にできること」を考えて動きました。
おかげでまた全国に友人が増えました。
まさに、“人々の縁を力に”が実現できたと思っています。
またこの記事を読んでLINEスタンプを買ってあげようと思ってくださった心優しい方いたらこちらからお願いします。
[CFFのスタンプ]
https://line.me/S/sticker/12074692?lang=ja&ref=lsh_stickerDetail
最後までお読みいただきありがとうございました。
学生団体Epoch代表 川端航平