SDGs達成のために人類全員の力が必要なものについて

前回の記事では私たち個人が動くべき動かなければならないことについてお話しました。今回はそれとは逆に私たち個人の力では絶対に達成することができないゴールに向けて活動している機関についての話をさせていただきます。

皆さんは国連の「WFP」という機関をご存じでしょうか。この機関はSGDsにおける2番の課題、「飢餓を0に」に向けて動いており、災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、毎年平均80ヵ国で、女性や子どもなど9,000万人に食糧支援を行っています(公式ホームページより引用)。 この機関は食料を扱っている国連で唯一の機関であり、発展途上国の子供たちの成長において最も重要な、まさに生活の柱となっているのです。

恥ずかしながら、このような活動を行っている機関があるということを私はつい最近知りました。アルバイトのために使用する駅で広報活動を行っている方がいたのです。私も一応このような活動をしている身ですから、興味を持って話を聞いてみました。
話を聞くと彼らは国連のWFPという団体で国連で唯一食料を取り扱っているとのことでした。ここでユニセフとはどう違うの?と思ったので質問してみました。簡単に説明するとユニセフが各国に作った学校などの公共施設に給食を配布したり、病気になった乳幼児に栄養食を配布するという活動を行っているのです。そして彼らの目的は何といってもSDGsの2番を達成することだと言っていました。

少しでもと思い募金させていただこうと思ったのですが生憎その時は募金活動ではなく、広報と定期的な支援の募集が目的であったので20歳以下の方はできないと断られてしまいました。しかし帰宅後WFPについて調べてみるとネット上においては一度の募金でも可能ということでした。

2番のゴールのように私たちだけの力ではどうにもならないものはSDGsの中にたくさんあります。しかしそういった活動に対して、できることはないからと傍観するだけではいけないとそう思いませんか?行動を起こすからこそ知っていることに意味があるのです。

SDGsは人類全員が一意専心することで達成することのできるものです。
自分たちが主役になるところと脇役になるところそれらをしっかり吟味し、選んで行動することが必要なのです。決して傍観者にだけはなってはいけないのです。

他にも大きな力を使ってSDGs解決に向かっている団体はあります。
そういった団体の脇役となってみる道も探してみるのはどうでしょう?
未来のリーダーのあなたたちに期待しています。

(WFP公式ホームページ:https://www.jawfp.org/lp/general_2016/?gclid=EAIaIQobChMI8PGAzPHh2wIVmA4rCh3auQbMEAAYASAAEgL3IvD_BwE