2部昇格への想い えん


二部昇格への想い



二部昇格したらどんな気持ちになるんだろう、どんな景色が見えるんだろう、

私はこの3年間でなんどもなんども二部昇格後の歓喜の瞬間をイメージしてきました。


みんなが笑っていて、お互いを讃えあっていて、達成感に溢れた顔をしています。

わたしはこの3年間夢見てきたその景色を見ることができるのか。 

いつもそう考えていました。






先日大井ホッケー場で初戦を想定した練習試合を行いました。

ジョーさんから目を瞑ってリーグ戦を想像してみて、と言われて、リーグ戦をイメージした状態で試合をしました。



ラスト数分で1点ビハインド、ラスト数秒で4点ビハインド。

私のちっぽけなミスでof時間を奪われて相手ボール。

練習試合だったけど、リーグ初戦を想像したら、
負けていて、でももう後にも戻れないしどうにもならない悔しさを感じて、涙さえ出そうになりました。


まけたくない、後悔したくない。「二部昇格したい」。

素直にそう感じました。


だから、そんな悔しい想いを本番でしないように、少しでも二部昇格に対して不安な部分があるなら、不安なことを考えるんじゃなくて、なにかします。


人一倍声を出してプレーで魅せて、チームを引っ張ります。




私には、想像だけで涙が出そうになる程スポーツに熱くなった経験は今までにありませんでした。

中高ではダラダラと部活をして、疲れたら早めに切り上げる。練習の気分でなければコートの上に座って友達と雑談。

そんな部活生活が"あたりまえ" だったのが、今は、こんなふうにラクロスという一つのスポーツと向き合うことが"あたりまえ" になっているなんて、自分でも信じられません。


中高でまともに部活をしてこなくて甘えてばっか
そんなにポテンシャルも高くなくて、運動が得意なわけでもない私が、


ここまでやってきたこと


それだけでも、わたしにとっては夢みたいで、人生の大きな一歩なんです。


だからこそ、私の大学生活の一歩をここまでにしたくないです。


せっかく一歩踏み出せたんだから、その一歩をもっともっと大きくてキラキラしたものにしたいです。


そして、よく頑張ったねって自分を褒めてあげたいです。


そしてさらにその先で、
今まで苦しい時も楽しい時も一緒に頑張ってきた仲間と笑い合いたいです。







今までの私の3年間は正直言い訳ばっかでした。

同期がいないから
新人戦がなかったから
フレクリがなかったから

上手く行かなければすぐにこんな言い訳に縋って
先輩や後輩を見て羨んでは自分を蔑んで。
 
でもそんなことを考えて落ち込む暇があるなら、試合でたくさん活躍して、自分がいるからチームが勝てたって胸を張れるくらいになってみせます。

大学生活のたくさんの時間をかけて目標に向かって一部員としてやってきても、あの子は同期がいなくて可哀想だったねって思われて私のラクロス人生終わるなんて何よりも悲しいです。

だったらあの子のプレーがあったからチームが勝てたよね、とかあの子の声や存在がチームを引っ張ったよねって言われたいです。

言い訳するならそれ以上努力します。



今季はそんな自分でリーグ戦戦い抜きます。







堂々と二部昇格して輝きます。






22むさしのみんなへ

リーグ戦で戦う中で接戦もしくは負けているときは絶対に来ると思います。
そんな時みんなは仲間にどんな言葉をかけますか?
どのような感情で、どのような伝え方で言葉をかけますか?


わたしは、いつでも笑顔で、プラスの声や、仲間を落ちつかせる声をたくさんかけてあげたいです。


みんなならできる!勝とう!あと1点がんばろう!
ミスしてしまった時には、ナイスファイ!次とりかえそう!そう明るく声をかけたいです。

なぜなら私はみんなを信じてるからです。

お互いを信じられていれば、どんな状況でも、嫌な雰囲気になんて絶対にならないはず。
信じていれば常に落ち着いてチームのみんながポジティブな気持ちで笑顔でフィールドに立てるはず。

私は22のみんなが勝ちに対してものすごく貪欲で、全員が常に同じ矢印を向いていることを知っています。だからこそ、どんなに苦しい状況でも、お互いがお互いを信じて戦いたいです。そして、1秒たりとも下を向かない、みんなの明るい声や笑顔でいっぱいの60分にしたいです。

その環境や雰囲気を作るのは私たち一人ひとりです。
誰もかけちゃいけない。

私は全員で戦うそんなリーグ戦が楽しみです。






最後になりますが、コーチの方々、保護者、OGの方々日頃から私たちを支え、応援して頂き、ありがとうございます。
みなさんのおかげで武蔵女子ラクロス部は活動ができています。
今後もご支援ご声援よろしくお願いします。

活動
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