リーグ戦への想い こと



今期、スタッフ兼組織リーダーを務めております。4年のことです。

まずはじめに、重ね重ねにはなりますが、日頃より私たち武蔵大学女子ラクロス部を応援して下さっているOGの皆様、保護者の皆様、学校関係者の方々​、いつも本当にありがとうございます。

​ここ数年と比較すれば、幾分、元の生活に戻りつつある今年も、まだまだ油断できない状況の中で、​例年以上に多大なるご支援を頂きましたこと、改めて心より感謝申し上げます。
​今年も私たちが変わらず活動を続けることが出来ているのは皆様のお陰です。今後とも変わらぬご支援・ご声援のほど、どうか宜しくお願い致します。
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早いもので、気づけば私が女子ラクロス部でスタッフとして活動するのは、今期がラストシーズンとなった。

​続々と投稿されるみんなのブログに目を通しながら、ずっとずっと何を綴ろうか、考えてきた。
​毎年ただ純粋に率直な想いを綴っていたこのブログも、最後の年になってみて逆に何を書けばいいのか、このブログを通して私は何を伝えたいのか、沢山の想いが混在して、書き上げるまで随分悩んだ。何度も何度も読み返して、何度も書き直した。

みんなの心を動かすようなかっこいいことを書こうとしても、私はそんな文才は持ち合わせていないから、​ただ率直に、恥ずかしさを捨てて、自分の素直な想いをみんなに伝えようと思う。

​伝えたいことを欲張りすぎて、読みにくい文章になってしまっているかしれませんが、どうか最後までお付き合い頂けますと幸いです。





​今回は、スタッフとしての想いと今のチームへの想い2つの視点から書いていこうと思う。

まずは、スタッフとしての想いから。
​このブログを書く前に、これまでの自分のブログを読み返してみた。

「選手が伸び伸びとラクロスをするために力を注ぎたい」
​「スタッフとしてチームに最大限貢献したい」

この2つの想いは、1年生の時から私が1番大事にしてい
きたことで、それは今もブレず変わらない。

私は、選手が楽しそうにグラウンドを駆けるあの顔が大好きで、ゴールの前で喜び合うあの瞬間を見るたびに、ああやっぱりスタッフをやっていてよかった。女ラクに入ってよかったと何度も思う。

最近だと、1年生が出場したサマーステージ。
パスキャもグラボもままならなかった1年生たちが、夏を乗り越え、逞しく成長し、点を決め、コートを守る姿は、胸を熱くさせた。
私は当日カメラを担当していたが、レンズ越しに見た1年生の楽しそうな顔は、私がより一層部活に力を入れていくための大きな原動力になった。

今度は、リーグ戦の舞台で、22武蔵のみんなが自分たちのラクロスを楽しむ姿を見たい。それを実現させたい。改めてそう強く思わせてくれた一日だった。

そのために、私がスタッフとして、限られた日数でできることはなんだろうか?
大学の運動部のスタッフは、自由で決まった型がない役職だと思う。
最低限、メニューを回し、ケガの対応をしていればそこに存在していることにはなる。でもスタッフとして、チームの一員としてできることは突き詰めれば無限にある。

一時期は、スタッフとしての自分の存在意義などで悩むこともあったが、自分の存在価値は自分で高められるもので、自分ができること、自分の役割は、自ら切り開いていくものであると気付かされた。
周りを見渡せば、チャレンジできることは無限に転がっていて、どんなスタッフにもなれるのが、ここ武蔵女子ラクロス部でスタッフをやることの魅力だと思う。

自分で、自分がと沢山書いてきたが、勿論私がスタッフとしての役割を確立できたのは、私一人の力ではない。
私にスタッフとしての全てを教え、見せてくれたよしみさん/みさきさん、私の存在を認め、頼って、任せてくれた先輩/同期/後輩、いつどんな時でも力になってくれたコーチの方々、そんな恵まれた環境だったからこそ、私はスタッフとしての自分を追求し続けられたのだと思う。
そんな私はとても恵まれている環境にいると思うし、ほんとうに幸せ者だ。

残り少ない日数、全員でリーグ戦を戦い抜くためにも、​みんなが最高の「自分」で試合に出るためにも、私にできることは全部やってリーグを迎えたい。
今年の武蔵は例年以上に少人数で、下級生が多い特殊なチームだからこそ、​最後まで全員でやり切るために、私は小さな意見や想いも溢さず気づいて、拾って、一人一人を大切にしていきたい。


私はプレイヤーでなくスタッフだけど、サポート役/チームを支える役割だけで収まりたくはない。
いつだってプレイヤーと同等なくらいの気持ちでいたいしフィールドで戦えなくても、別の角度からチームの成長と勝ちに貢献し続けたい。
​いつかスタッフの先輩が言っていたように、「スタッフというポジションの選手」でありたいと強く思う。

これが、今の私のスタッフとしての想いだ。



​次に今期チームへの想い。
​今期22武蔵は確かに、人数が少ない。
1、2年生がほとんどを占めるチームで、事実チームの主力は1、2年生かもしれない。
だって私たち3、4年生はたったの3人だけだから。
だけど、私たち3、4年生にしかできないことは沢山あるし、1、2年生に任せてばかりじゃいられない。私たちも負けていられない。
私は常々そう思う。

今年のチームはどこの学年が主力とか、4年生が、2年生が、引っ張っていくチームとか関係なく、学年の枠を捨て去って、全員でチームを創っていけると思うし。そんなチームでありたいと思う。
​本当の意味で学年を超えて、切磋琢磨できるこのチームは唯一無二のものだし、そんな環境が一人一人の成長を促進させてくれるのだと思う。

そんなチームで迎える今期リーグ戦。
​私は、誰一人欠けることなく、このチームで二部昇格がしたい。
みんなで勝ち進んで、昇格戦に行って、二部昇格を果たしてみんなで揉みくちゃになって喜びを噛み締めたい。

​ここまで武蔵女ラクを大切に創り上げて、今の私たちに繋いでくれた、先輩方に、二部昇格の景色を届けたい。

​今までにないくらい、そう強く、強く思う。
頭の中で、二部昇格の瞬間を何度も何度も想像する。


みんなには度々伝えてきたけど、今期は、人数が少ないからこそ、本当に一人一人の存在が重要になってくる。
今の武蔵にいるみんながどれほどかけがえのない存在で、私がどれくらいみんなを大事に想っているかは伝わっているだろうか

​大変な時でも歯を食いしばって頑張るあなたが
陰で直向きに努力するあなたが
常に高みを目指し突き進むあなたが
時に泣いてもへこたれず前を向くあなたが
いつもチームを鼓舞して明るく照らしてくれるあなたがいるから、このチームはここまで来れた。

誰も欠けたらいけないし。必要ない人なんて誰一人いない。
​みんなが主役で、主力で、唯一無二のかけがえのない存在。


私はみんながいたからここまで頑張ってこれたし、このチームだからこそ、もっともっと成長していけると思っている。
​勝っているときも、点差が開いて負けてそうな時も、イレギュラーが起きてピンチの時も、どんな時でもベンチから声を上げてみんなを信じ抜くと約束する。
私はみんなの今までをスタッフとして一番近くで見てきたからこそ、信じている。

​みんなの今までは、恥じるものでも、卑下するものでもない誇っていいものだと私は思う。
だからみんなも、最後まで自分とチームを信じて、自信を持って堂々とコートに立っていてほしい。





​​ここまでずいぶんと長く書いてしまったが、最後に少しだけ、22チームのみんなと自分自身に向けたメッセージを残そうと思う。

私は、綺麗事とかでも何でもなく、ただ純粋に、ここ武蔵女子ラクロス部が大好きだ。
みんなのことを心から大切に思うし。今年こそ絶対二部昇格できると信じている。
これは根拠のない自信じゃない、みんなの毎日の姿を見て、
みんなの想いが詰まったブログを読んでそう思う。

残り限られた期間、自分を信じて。チームを信じて。
​やれることは全部やろう。

その先に、私たちの目指す「愛し愛されるチーム」が、そして私たちが掴み取りたい「二部昇格」がある。

このリーグ戦を経て、武蔵はもっと強くなれる。ここからもっと成長できる。

​​みんなで最高の景色を実現させよう。届けよう。


まずは初戦、vs成城
22武蔵として、試合に勝てるよう一人一人が最大限準備して臨もう。

今からだって遅くない。
自主練をする。食べ物に気をつける。しっかり寝る。家でもストレッチをする。練習や試合のビデオをもう一度見返す。練習内外での会話の量を増やす。
小さいことでも、まだできることは沢山あるはず。
ドロー開始の笛がなるその瞬間まで、勝つためにできることは全部やって臨もう。

長くなりましたが、私のリーグ戦への想いは以上になります。
拙い文章なりましたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

チームのみんながこれからリーグに挑むために、少しでも何か感じるものがあれば嬉しいです。


私たちのリーグ戦はこれからです。ここからまだまだ成長し続けます。
​今後ともどうか暖かい応援の程よろしくお願い致します🔥🔥

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