茶道から学ぶ日本人の心

こんにちは!日和のメンバーになりました高3の西川真由です!

私は昔から書道を習っています。だからか、近頃になって、自然と日本文化に惹かれていきました!そして、日本文化の魅力がもっと世界にも日本にも広まったらいいのにと思っています!日本人にとっては胸を張れる、外国人にとっては素敵だなと思ってもらえる、そんな日本文化をもっともっと広めたいです!

私は、高校からずっと憧れていた茶道部に入りました!まだまだ経歴は浅いのですが、今日は茶道(裏千家)について、お話ししていこうと思います!

○茶道とは

亭主が、お招きしたお客様を、お食事とお茶で、お点前をしてもてなすこと。茶道具、茶花、掛け軸などの美術品も要素として茶会を構成する。


○茶道の歴史

日本に茶を飲む風習が伝わったのは、奈良時代。遣唐使や中国に留学していた僧たちによってもたらされた。室町時代になると、一部の上級階級の間に、現在の茶会と似通った形式を持つ茶会風景が見られるように。そして、安土桃山時代に、千利休によって深められ、孫の宗旦によって完成される。


○茶道の心

"わびさび"…わびとは、不完全な状態から引き起こされる気持ち。さびとは、時間が経過して何もかもが失われていかという状態から引き起こされる感情⇨マイナスイメージだが、虚飾を全て捨て去ってそこに残る清らかな美しさのことをあらわす

"和敬清寂"…「和」は、お互い同士が仲良くすること、「敬」は、お互いが敬い会うこと、「清」は、心の清らかさ、「寂」は、どんな時にも動じない心

"利休七則"…この中でもいくつか選んで紹介します!

1.花は野にあるように…茶道では、花は自然のままに咲く姿を床の間に飾る。自然から与えられている生命をそのままにという意味。

2.降らずとも雨の用意…日頃からいかなる場合も適切に応じられる心構えを持って準備をすると、慌てずに済むという意味。

3.茶は服のよきように点て…お客様が飲みやすいように適度な湯加減と茶の分量でお茶を点てること。

⇨茶道から学ぶ日本人の心!

🟥自然をそのままに、飾らないありのままが美しい。

🟦相手のことを考えて、尊重するべき。

🟩いつでも動じずに落ち着いて慌てない心がけが大切。

○私の思う茶道の面白いポイント!👍

季節(月)によって、茶花(茶席にいけられている花)、お菓子がかわる!→夏は涼しげに水色のお菓子が出たり、クズなどで透明感のあるお菓子が出る!

○知っておくと便利!お茶会に出た時のマナー

お菓子

まず、隣の人に「お先に」といいお辞儀をし、次に「お菓子ちょうだいいたします」と、いいお辞儀をする。主菓子の場合は、菓子鉢の右手前、干菓子の場合は、右奥から取る。

お茶

お茶碗を次客との間に置き、「お先です」と言い、お辞儀。次に、自分の正面にお茶碗を置き直し、亭主に「お点前頂戴いたします」という。茶碗を左掌に乗せて、二回右に回してお椀の正面を避ける。

いただいた後は、飲み口を手で拭き、茶碗を左に回して正面を元に戻す。


このように、茶道の心は、現代の日本人の相手を思いやる心や、ありのままを美しいと思う気持ちと繋がってることがわかります!皆さんもぜひ、お茶会に参加してみてください!きっと意外なところに亭主のおもてなしが見つかるはずです!

まこ
2020.05.28

実際に習ったことは無いけど、茶道だいすきです!
主菓子と干菓子で取り始める場所が違うことに驚きました。なぜ違うのでしょうか?もしご存知だったら教えてほしいです!

まゆぽん
2020.05.29

返信ありがとうございます!
すみません。わたしも理由はわかっていないです。調べてみますね!

T
2020.05.27

保育園のとき茶道体験をしてだされたお菓子と日本茶にハマったのがとても懐かしいです。。
当時、茶道のルールを学んだはずなのに、今はほとんど忘れていて、学び直せてよかったです!

Ayaka
2020.05.26

今まで茶道を体験したことがなかったのですが、こんなにも細かく所作が決まっているのですね…!
ですが、その細かな所作ひとつひとつが全て美しさだと思います。私もいつか体験してみたいです!

あん
2020.05.26

日日是好日という映画を見て、茶道にとても興味を持っていました!茶道は実際にやってみないと分からない良さがあると思うので、機会があったら是非やりたいです!!

chinatsu
2020.05.26

茶道は体験程度にしかやったことがないですが、決められた所作が多くて大変でした…
しかし、その所作の中に昔の日本人が大切にしていたものが詰まっていると考えると面白いですね!

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